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アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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南アルプス国立公園

223件の記事があります。

2015年07月28日鳳凰三山の魅力

南アルプス国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。
本っ当に暑い日が続きますね。事務所のある山梨県南アルプス市芦安も
非常に暑いです。みなさん、熱中症には気をつけましょう。

さて、7月24日から25日に鳳凰三山へ巡視に行ってきました。

鳳凰三山は南アルプスの北部にある薬師岳2,780m、観音岳2,841m、
地蔵ヶ岳2,764mの三山を主とする山塊です。
北岳や仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳などと比べると、知名度が低いよう
ですが、とても魅力的な山なんです。

今回は、夜叉神峠登山口から登るコースの魅力をご紹介します。

登り始めは整然としたカラマツ林を進み、夜叉神峠で白峰三山の眺望を
楽しんだ後、再び樹林の中を歩きます。
杖立峠を過ぎたあたりからは、シラビソなどの亜高山帯針葉樹林の林床に
コケが目につくようになります。登山道沿いにびっしりとコケが生えた場所
では、霧がかかると幻想的な雰囲気になります。

(コケむす登山道。コケ好きの私にとってテンションが上がる道です。)






















南御室小屋では南アルプスからの湧水を飲むことができます。
これが本当に美味しいんです♪私はあまりの美味しさに飲みすぎて
しまいました。みなさんも是非味わってみてください。

南御室小屋をあとにし、樹林の中の花崗岩混じりの登山道をヨイショ
ヨイショと登っていくと、突然、巨岩と白砂の開けた稜線に出ます。
固有種のタカネビランジも出迎えてくれます。
そして、大きな岩をぐるりと回り込むと、そこには素敵な眺望が...!

(上:稜線に出て最初に出迎えてくれるのは、薬師岳(右側)と観音岳(左側)。
 下:タカネビランジ。7月24日撮影。北岳などで見られるタカネビランジは白っぽい
   花が多いのですが、鳳凰三山ではピンク色の花が多く見られます。)





















白砂の稜線を歩き、薬師岳、観音岳を満喫したら、最後は地蔵ヶ岳です。
地蔵ヶ岳にはオベリスクと呼ばれる巨岩の山頂があり、岩場を楽しめます。
さらに、山頂手前の賽ノ河原という場所では、たくさんのお地蔵様を見ることができます。
これは「子授け地蔵」と呼ばれるもので、子授けを願って地蔵ヶ岳に登拝した夫婦が奉ら
れている地蔵一体を持ち帰り、願いが叶って子を授かると二体にしてお礼の登拝をする
という信仰によるものです。

(賽ノ河原のお地蔵様と地蔵ヶ岳のオベリスク)





























このように、鳳凰三山では、一度の登山で様々な景観や自然を楽しめ、山岳信仰にふれることも
できる魅力いっぱいの山なんです。
この夏、南アルプス登山を計画中の方、鳳凰三山はいかがですか?


*山小屋について
 鳳凰三山の山小屋は事前に連絡を入れる必要がありますので、ご協力をお願いします。

*開花情報
 シナノオトギリ、ミヤマバイケイソウ、タカネグンナイフウロ、ヤマオダマキ、クルマユリ、
 ツマトリソウ、ミヤマゼンコ、ミヤマシシウド、ヒメコゴメグサ等。
 タカネビランジはつぼみを付けた株もたくさんありましたが、ほぼ満開です。
 ミヤマウイキョウ、トウヤクリンドウは咲き始めの株もありました。
 オヤマリンドウも今にも開花しそうな株がありました。
 

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2015年07月21日荒川岳の防鹿柵 扉の開閉のお願い

南アルプス国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、南アルプスには防鹿柵(*)と
呼ばれる柵が設置されています。
この柵は、高山帯に進出するようになったニホンジカの採食から高山植物を
保護するためのもので、国、県、自治体、NPOが協力し、仙丈ヶ岳、北沢峠、
北岳、三伏峠、荒川岳、聖平、茶臼岳など南アルプス各地に設置しています。

柵には、1年中設置されているもの、雪解け後に立ち上げ、積雪前に片付ける
季節型のもの、背の低いこたつ状のものなど、様々なタイプがあります。
雪解けが進む中、季節型の柵の立ち上げ作業が進められ、各地の作業が完了し
ました。

今回は荒川岳の防鹿柵をご紹介します。

荒川岳は南アルプス南部、静岡県にある山です。悪沢岳(東岳)、中岳、前岳
の3つの山を総称して荒川三山とも呼ばれ、最も高い悪沢岳の標高は3,141m
あります。
この荒川岳で、7月10日から12日にかけて中岳と荒川小屋の間に設置された
3基の季節型の防鹿柵の立ち上げ作業が行われました。
(赤石岳方面から見た荒川三山。赤丸で示した付近に作業が行われた柵があります。)











柵は急斜面に設置されているため、足場はよくありません。しかも、高山植物が
たくさん生育しているため踏まないように気をつける必要があります。
もちろん作業は柔らかい素材でできた地下足袋等に履き替えて行うので、植物を
傷つけにくいのですが、そうは言っても踏まないに越したことはないですよね。
足元の安全と植物に気を遣いながら、みなさん作業をしてくださいました。

(中岳の西カール底に設置された柵の立ち上げ作業の様子。広大なカールの中に
広大な柵。人がとても小さく見えます。7月11日)






















*荒川岳を登山される方へ*
中岳から荒川小屋へ向かう途中には、登山道を横断するように設置された
柵が1基あり、登山者は扉を開けて防鹿柵の中に入り、柵で囲われた
お花畑の中を通り抜けることになります。
このため、登山者のみなさまには柵の扉の開閉をお願いしています。

(写真のように、扉は中岳側と荒川小屋側に計2ヶ所あります。
 柵の上部から赤石岳方面を撮影。7月12日)





















ニホンジカが中に入ってしまうのを防ぐために、扉を確実に閉めてくだ
さいますよう皆さまのご協力をお願いします。



* 南アルプスの防鹿柵について
南アルプスの高山帯では、かつて、ニホンジカは見られなかったと言われています。
しかし、平成10年頃からニホンジカが稜線付近にまで登るようになり、高山植物が
食べられ、植生や景観に深刻な影響が出るようになりました。この問題に対応するため
南アルプスに関わる行政やNPO等が高山植物を保護するための柵を設置する
などの取組を行っています。

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2015年06月29日南アルプス開山祭と長衛祭

南アルプス国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。
6月27日(土)に、山梨県南アルプス市の広河原で「南アルプス開山祭」が、
長野県伊那市と山梨県南アルプス市にまたがる北沢峠では「第57回長衛祭」が開催
されました。


広河原では「蔓払い(つるはらい)」が行われ、参列者は安全登山を祈願して
払われた蔓の間を通り抜けました。
芦安山岳館の展示によると、「蔓払い」は山の案内人の使命感を表現し
蔓を切り払うことで、悪霊を威嚇・排除し、山の清めを意味するそうです。

私も今シーズンの安全登山を祈願して、払われた蔓の間を通り抜けてきました!
(蔓払いの儀式と蔓の間を潜り抜ける参列者)









北沢峠では、南アルプス北部の登山の歴史に貢献した竹沢長衛翁を偲ぶとともに
今シーズンの安全登山を祈願しました。
(参列者による献花。花は地元伊那市特産のアルストロメリアでした!)











6月25日から南アルプス林道のバスが全線開通し、本格的な夏山シーズンが
始まりました。
みなさん、今の自分の体力や体調と相談しながら、今シーズンも安全に登山を
楽しんでくださいね!

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2015年06月27日キタダケソウ開花情報

南アルプス国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。
6月24日から25日にかけて、北岳へキタダケソウの開花状況確認に
行ってきました。

キタダケソウは、世界でも北岳の山頂付近でしか見ることのできない
希少な固有種です。例年6月中旬から7月上旬にかけて白い花を咲
かせるのですが、今年は積雪が少なかったため開花が早く、すでに
見頃は過ぎていました。

八本歯のコルから北岳山荘へのトラバースルートの中ほどには
まだ花をつけている株がありましたが、よいモデルになってくれ
そうな瑞々しい花をつけた株は見つけられませんでした...。

(キタダケソウ ちょっとくたびれた感じです。 6月24日撮影)













さて、ここで登山者の皆さまにお願いです。

熱心に高山植物の写真を撮られる方も多いかと思いますが、くれぐれも
登山道から外れないようお願いします。

この時期、あまり植物がないように見える場所もありますが、実は小さな
芽生えがあったりします。
登山道からはずれて、お花畑に踏み込むと、小さな芽生えは潰れて植物
が失われてしまいます。
そして地面がむき出しになると、土壌が流出し、まわりの高山植物にも
悪影響を与えてしまうんです。

今回の巡視では、残念ながら踏み込み跡が見られました。
(赤矢印が踏み込み跡。登山道を外れ、キタダケソウの下まで続いています。)













大切な高山植物を未来へ残すためには、皆様のご理解とご協力が
必要です。どうぞよろしくお願いします。



*そのほかの開花情報*
北岳周辺では、ハクサンイチゲが見頃を迎えており、あちこちで楽しむことができます。
八本歯のコル付近ではクロユリが、トラバースルートではミヤマオダマキやミヤマムラサキ、
稜線ではチシマアマナ、ミネズオウ、イワウメ、オヤマノエンドウ、ミヤマシオガマなど多数の
植物が開花しています。
(お花畑の様子 6月25日撮影)












*登山道情報*
大樺沢から八本歯へ向かうルートは雪渓を登る必要があり、雪渓をトラバースする箇所もあります。
また、落石も多く発生しています。雪渓に不慣れな方は、草すべりや右俣のルートを通行するようお願いします。

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2015年06月16日登山者カウンター設置しました。

南アルプス国立公園 大石佳織

みなさん、こんにちは。
今年も15日から長野県側の南アルプス林道バスが全線開通し、いよいよ山の季節がはじまりました!
林道バスが北沢峠まで入るようになると、徒歩で広河原へ下り、南アルプス最高峰北岳(3,193m)を
目指す方もちらほら現れます。

そこで先週、北岳への主要ルート上に登山者カウンターを設置してきました。
どのくらいの方が、どの季節の、どの時間に大樺沢ルートや白根御池ルートを利用しているのかを
把握するために、毎年設置しているものです。



















設置中の様子です。

登山者カウンターはセンサーの前を通過するものの数をカウントするだけで、撮影等はしていません。
だから、髪が乱れていても気にせず前を通過してくださって大丈夫です。
ただ、立ち止まったり、複数の人が同時に通過したりすると上手くカウントできないことがあるので
登山者カウンターの前を通過するときは、配慮いただけると幸いです。
みなさまのご協力をどうぞよろしくお願いします。


今回、広河原付近で出会った植物を少し紹介します。














これはオドリコソウ。
「踊り子」とかわいい名前なのですが、私にはどうしてもお化けに見えてしまいます。



















こちらはマイヅルソウ。
山では比較的よく見かける花で、見慣れた植物だと思っていたのですが、近くで見て新しい発見がありました。
花はこんなに透き通った白だったんですね。
自然はいつでも新しい発見があって楽しいです。
みなさんも国立公園に足を運んで、自分なりの自然発見を楽しみませんか?

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2015年06月02日カモシカさん、こんにちは。

南アルプス国立公園 大石佳織

こんにちは。
今朝、とっても素敵な来訪者がありました。
事務所で作業中、ふと顔を上げて窓の外を見たところ、駐車場脇にカモシカが!

お出かけされるご近所の方を、興味深そうに眺めていました。















よく見ると右の角が折れています。
カモシカは縄張り争いや滑落などで角が折れてしまうことがあるそうです。
この個体も厳しい自然を生き抜いているんですね。

ご近所さんが出かけていくのを見届けた後、駐車場裏の草を少しかじって、
ゆったりとした足どりで山に戻っていきました。
















南アルプスではたびたびカモシカにお目にかかっていますが、いつもとても穏やかで
見ているとのんびりした気分になります。

南アルプス北部、北沢峠(長野県側)ではカモシカがよく出没するスポットがあり
ます。運がいいと林道バスの車窓から観察することができます(バスの運転手さんは
カモシカを見つけると徐行してくださいます)。

南アルプスでカモシカに出会ったら、彼らが醸し出すおっとりとした空気を
感じてみてくださいね。

■林道バスの運行開始予定
長野県側:6月15日から開通予定
     詳細はコチラ(伊那市HP)
山梨県側:6月25日から開通予定
     時刻表、マイカー規制情報など詳細はコチラ(山梨県HP)

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2015年05月12日新緑・やまぶき祭

南アルプス国立公園 大石佳織

こんにちは。
5月10日(日)に「第5回南アルプス市芦安 新緑・やまぶき祭」が開催されました。
とっても美味しい手打ちそばや、地元の味「しょうゆの実」などを味わえるお店だけ
でなく、芦安が発祥の地と言われる甲斐犬とのふれあいスペースやクライミング体験
をさせてもらえるブース、砂防について模型を使って遊びながら学べる展示など、楽
しいコーナーも充実していました!











【会場の様子】


南アルプス自然保護官事務所も出店し、南アルプス国立公園の高山帯に現れるニホンジカ
対策や今年度から始まるライチョウの保護増殖事業等を紹介する展示を行いました。
そして目玉は「キタダケソウ」や「ライチョウ」の絵柄の焼印を押して作るコースター(木
を輪切りにしたもの)の配布!
仁田自然保護官と私の二人で、焼印を押してプレゼントしました!











【真剣に焼きをいれる仁田自然保護官】


この作業ですが、スタンプのようにぺったんできるかというとそうでもなく、なかなか難しいんです。
コースターに反りがあると絵柄が欠けることも...。
うまく焼印できなかったものもありましたが、みなさん、笑顔で持ち帰ってくださいました。
来てくださったみなさん、ありがとうございました!



















【焼印コースター】

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2015年05月07日夜叉神峠で遭遇したもの

南アルプス国立公園 大石佳織

こんにちは。

みなさんゴールデンウィークはどのように過ごされましたか。

山や海で楽しんだ方もいらっしゃるのではないでしょうか。


私は4月29日(祝)に夜叉神峠から杖立峠方面へ巡視に行ってきました。









【夜叉神峠登山口】



夜叉神峠は鳳凰三山の南に位置する標高1770mの峠です。この季節

足元にはスミレなどの春の花々が咲き、のんびりとハイキングを楽しむ

ことができます。











【登山道沿いに咲くスミレやニリンソウ】



夜叉神峠登山口から約1時間で着く夜叉神峠からは、雪を残した白峰三山(北岳、

間ノ岳、農鳥岳)が、どーんとそびえ、すばらしい眺望を満喫できます。












【夜叉神峠からの白峰三山】



さて、登山道を歩いているとき、なんだか甘い匂いがするなぁと思っていたら

たくさんのチョコレート菓子が散乱している現場に遭遇しました!

食パン(?)が落ちている場所も...。

落としてしまった食べ物は、食べられませんが、野生動物が人間の食べ物の

味を覚えてしまわないようにするためにも、拾って持ち帰るようお願いします。

この他にも、お菓子の袋や空き缶、折れたペグ(テントを地面に固定する留め

具)も拾いました。ゴミはもちろん、使えなくなった道具も忘れずに持ち帰る

ようにしたいものですね。

山に持ち込んだものは持ち帰る。きれいな山と景色をみんなで楽しむためにゴミ袋を

持って登山しませんか?

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2015年04月28日南アルプス北部開山祭

南アルプス国立公園 大石佳織

こんにちは。

事務所のある芦安では、新緑が美しく、足元に目を向ければ、スミレやハルリンドウが
出迎えてくれるよい季節になってきました。


先日、4月25日(土)「南アルプス北部開山祭」及び南アルプス林道バス「安全運転祈願祭」

に出席してきました。

南アルプス林道は、長野県伊那市長谷の戸台大橋から北沢峠をつないでいますが、この区間
はマイカー規制が行われているため、北沢峠へ向うにはこの林道バスを利用することになり

ます。冬の間、閉鎖されている林道は、毎年4月下旬に戸台大橋から歌宿(標高1680m)

までの区間で運行が開始され、6月15日北沢峠(標高2032m)まで開通します。

この日は、バス営業所でテープカットが行われた後、歌宿へ移動し、関係者などが参加して
今シーズンの運行や登山の安全を祈願しました。
祈願祭の様子










地元伊那市職員らで構成されるイーナちゃんカルテットによる弦楽四重奏の演奏もありました。
よいお天気のもと、鋸岳(2685m)を正面に望みながら聴く弦楽器の響きはとてもすがすがし
かったですよ。
鋸岳を背景に弦楽四重奏の演奏














この日、伊那市街地は21℃まで気温が上がっていたようですが、歌宿では風が吹くと非常に寒く
ダウンを着込む方もいるほどでした。歌宿へ展望を楽しみにお越しの際は、防寒対策も忘れずに!

早速運行になったバスを使い仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳(東駒ヶ岳)を目指す登山者もいました。
この時期はバスの運行は歌宿までのため、北沢峠までの6.3㎞を歩く必要があります。
今年は雪が少ないということですが、それでも歌宿より上はまだまだ雪が残っています。
4月25日の北沢峠の様子










南アルプスはまだ雪山なので、登山には十分な経験と装備が必要です。
安全登山をお願いいたします。

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2015年03月17日南アルプスの地味な(!?)生き物 その2「コケ植物」

南アルプス国立公園 大石佳織

こんにちは。

南アルプスの山々はまだまだ深い雪にとざされていますが、

事務所の周辺ではスモモの花が咲き、すっかり春らしく

なってきました。

さて、『南アルプスの地味な(!?)生き物 その2 』

ということで、夏の活動中に出会った生き物を紹介したいと

思います。本日、紹介するのは「コケ植物」です!

みなさんは「コケ」と聞くと、どんないきものを想像しますか?
あゆが食べるもの?お風呂にはえてくるもの?
いろいろないきものを想像しますよね。

今日、紹介する「コケ植物」は植物のなかまです。
アユが食べる「藻類」や、お風呂にはえてくる「カビ(菌類)」
とは違うグループのいきものなんです。


南アルプスでは、登山口から山頂まで、さまざまな環境に

さまざまな姿形のコケ植物がたくさん生育しています。


沢の水がかかる場所ではみずみずしいコケ植物が見られます。













亜高山帯の岩の陰には、変な形のコケ植物、『エビゴケ』が...。













北岳の3,000mを超える稜線の岩の上には、厳しい環境を
たくましく生きるコケ植物が!














南アルプスでは、登山口から3,000mを超える稜線まで
あちこちでコケ植物に出会えます。

小さくて目立たないけれど、可愛くてたくましいコケ植物に
注目して歩いてみると新たな発見があります。


◆南アルプスの生き物を知ろう!まめまめ知識【コケ植物】
植物のなかまなので、光合成をして、自分で栄養をつくります。

このため、木の幹にくっついていても、木から養分を吸い取ったり
しません。


学校で習うゼニゴケやスギゴケなどのほかにもたくさんの種類がいて
日本には、なんと約1,800種類ものコケ植物が生育しています!

水辺はもちろん、木の幹や、南アルプスの稜線の太陽が照りつける

岩の上まで、さまざまな環境に適応した種類がいます。
いろんな環境で生きるコケ植物を探しながら歩くのも楽しいですよ。

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