関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
10月11日(土)、秋の深まりつつある広河原で、
南アルプス国立公園指定50周年を記念するイベントが
行われました。
今回のイベントは、北岳を望む広河原を会場に、自然観察会や
シカ肉の試食、クイズラリーなどが行われました。
自然観察会では、プロのネイチャーガイドが広河原の自然を
案内してくださいました!
ガイドを受けた人の中には、自分もガイドになりたくなった
と言う人も。人から憧れられるガイドができるって素敵ですね。
クイズラリーは、広河原のエリア内に設置された実物大の動物
の絵と問題を探しながら答えるものでした。
すべての動物を自力で見つける方、「モモンガが見つからない…」
と探す方などさまざまでした。
シカ肉の試食では、南アルプス南部の山梨県早川町で
猟師さんが捕ったニホンジカを使った料理が提供されました。
広河原山荘のご主人がレシピを考案し、シカカツサンドや
シカ肉のローストなどを振る舞ってくださいました。
シカ肉は、気軽な軽食にも、おしゃれな1品にもなるんですね。
どれも本当においしかったです!
シカ肉は臭いと思ってらっしゃる方には、ぜひ美味しいシカ肉
を食べていただきたいです。
これで南アルプス国立公園指定50周年を記念する大きな
イベントは終わりましたが、イベントのあるなしに関わらず、
南アルプスに関心をもってもらいたいなと思っています。