富士箱根伊豆国立公園 箱根
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2016年05月25日箱根の「シカ展」開催中!
富士箱根伊豆国立公園 後藤香奈
毎日気温の上下が激しいですね!
現在、箱根ビジターセンターでは、
特別展示「箱根のシカ展」を開催しています。
■主催:自然解説活動協議会
□会場:箱根ビジターセンター 多目的ホール
□期間:5月14日(土)~7月24日(日)まで
他の地区でも数が増加して問題となっている「シカ」ですが、
【シカのこと】や箱根での【現状】と【対策】についてパネル展示しています。
入口にあるこの足跡をたどると...?
会場では、大きなシカがお出迎えしてくれます!
糞の実物展示や実際に近隣で撮影されたシカの写真を見る事が出来ます。
箱根に足を運んだ際には、是非一度覗いてみてくださいね。
また箱根でシカを見かけた方は、【目撃情報コーナー】がありますので
見かけた場所へのチェックにご協力をお願いします!
2016年05月25日春の花、スミレを見つけた!
富士箱根伊豆国立公園 後藤香奈
暑い日差しが差し込むようになりましたね。
今回は先日行われた、箱根の自然観察の様子を報告いたします。
今年度も4月29日(金・祝)に大人気の自然観察会
「スミレを探して春の仙石原を歩く」が行われました。
■主催:自然に親しむ運動実行委員会
■開催担当:箱根自然環境事務所
当日は予報が外れ、箱根のみあいにくの雨となりましたが、
時間をずらして出発し、開会式後しばらくすると晴れ間が見えました。
開花している花、閉じている花と色々なスミレがありましたが
のんびりと箱根パークボランティアの解説のもと開催できて良かったです。
最後の数分は「ヒョウ」も降ってき、
箱根の天気の変わり易さを実感した1日となりました。
皆さんも野外に出かける時には、万全の状態にして、
体調管理にも十分にご注意してくださいね!
次回観察会でも皆様のご参加をお待ちしております。
詳細は箱根ビジターセンターのホームページをご確認ください!
2016年04月21日箱根の登山者カウンターについて
富士箱根伊豆国立公園 箱根 宍戸弘城
箱根の金時山と明神ヶ岳には登山者カウンターというものが設置してあります。名前の通り、登山者の数をカウントするもので、金時山の山頂付近の3登山道にそれぞれ1つずつと明神ヶ岳の山頂付近の2登山道にそれぞれ1つずつ、計5機設置されています。
データの回収の作業をしていると必ず、「これは何ですか?」とか「何をしているのですか?」と聞かれます。
このカウンターにはセンサーが2つ付いているので、どの方向から来たのか(登山者か下山者か)も判別してカウントされます。また太陽光パネルによりバッテリーに電気が充電もされます。
こうして集計されたデータは利用者数の把握や調査のために使われます。
昨日は金時山のデータを回収しに行きました。金時山の山頂からは大涌谷や芦ノ湖、富士山などが眺められます。
まだ景色は全体的に茶色ですが、登っている途中では沢山のスミレや、木々の芽吹きが観察できました。
これから金時山が一番賑わう季節になります。山頂には2軒の茶屋とトイレもありますので、まだ登ったことがないという方はぜひ一度お試し下さい!
2016年03月01日富士箱根伊豆国立公園写真展開催中!
富士箱根伊豆国立公園 宍戸弘城
3月1日~4月21日まで、箱根ビジターセンターの展示室では、富士箱根伊豆国立公園のレンジャー、アクティブレンジャーが撮った動植物や、活動する人達の写真が展示されています。
間もなくアクティブレンジャーになって1年になりますが、これらの写真を見ると、富士箱根伊豆国立公園内で見るべき美しい場所やものが、まだまだ沢山あることに気づかされます。
また前回の写真展と比較すると、今回は伊豆諸島地域の写真が多数展示されています。
他の地域とは違った、南国的風情漂う写真達。
今回は特別に、展示中の写真の中から、伊豆諸島地域の写真を1枚だけお見せしたいと思います。
なんとイルカです!
実は恥ずかしながら、伊豆諸島でイルカに会えることを知りませんでした。
この他にも、箱根地域、富士山地域、伊豆半島地域の魅力がたっぷり詰まった写真展にぜひお越しください。
<開催期間>2016年3月1日 ~ 2016年4月21日
<開催場所>箱根ビジターセンター(神奈川県足柄下郡箱根町元箱根旧札場164)
2016年02月18日【開催案内】富士箱根伊豆国立公園指定80周年記念式典
富士箱根伊豆国立公園 後藤香奈
富士箱根伊豆国立公園は昭和11年2月に指定されてから、
平成28年2月で《80周年》を迎えます。
この記念すべき節目の年を迎えるにあたり
今後さまざまな記念行事の開催を予定しております。
その中でも今回は、記念式典についてご案内いたします。
「富士箱根伊豆国立公園指定80周年記念式典」
・主催 環境省関東地方環境事務所、富士箱根伊豆国立公園指定80周年記事業実行委員会
・日程 平成28年3月6日(日)
《パネル展示》 11:00 ~16:00
《記念式典》 13:00 ~16:00
・会場 プラサヴェルデ コンベンションホールB(3F)(静岡県沼津市大手町1-1-4)
・参加費 無料
・募集人数 100名
・参加申し込み方法(一般参加者)
氏名、ふりがな、所属(団体名等)、連絡先(電話番号、FAXもしくはメールアドレス)を明記の上、
FAXもしくはメールで以下に申し込みください(3/1(火)必着)
申し込み先:特定非営利活動法人日本エコツーリズムセンター
FAX:03-5834-7972 メール:desk@ecotourism-center.jp
※希望者多数の場合には抽選とさせていただきます。
※受付後、参加者の方へ、参加案内お送りいたします。
◆式典のチラシはこちらを ご確認ください。
◆プログラムやその他の詳細はこちらを ご確認ください。
◆こちらの特設ページでも内容を ご確認いただけます。
富士箱根伊豆国立公園の歴史・果たした役割・これまでの取組を振り返り
また将来の国立公園のあり方について理解を深めていただくよう、
さまざまな記念行事の開催を予定しておりますので
今後の「記念行事のお知らせ」もAR日記や上記特設ページで是非ご確認ください!
皆様のご参加をお待ちしております。
2016年02月08日バリアフリーアドバイザー研修開催しました。
富士箱根伊豆国立公園 後藤香奈
立春も過ぎましたが、まだまだ寒い日が続きます。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
雪の舞う2月7日(日)に箱根ビジターセンター職員や箱根パークボランティア、
湖尻地区施設職員の方を対象に、「バリアフリーアドバイザー研修」を開催しました。
今回のバリアフリーアドバイザー研修とは
都心に近い国立公園の一つとして、施設における障がい者や高齢者、
外国人の方などを対象とした接遇を学ぶ研修です。
第一部として開催された今回は、1日をかけて、
一般社団法人ネイバーズサポート推進協会の講師の方たちによる
接遇や介助についての講義や、立ち上がりや移動の介助の実習を実施しました。
【写真:講座の様子】
受講者は座学では、メモを取り真剣に。
【写真:視覚障害の方への介助実習】
【写真:視覚障害の方への介助実習】
実習では、ペアで熱心に何度も繰り返し練習をしました。
第二部が2月下旬に開催されますので、その時の様子もまたお届けしますね。
一人でも多くの方に、国立公園で楽しんで頂くために、
私も習ったことを、何度も復習しておきます!
2016年01月28日公開シンポジウム「箱根、丹沢、富士山、伊豆半島におけるニホンジカ対策の現状」(2月13日)
富士箱根伊豆国立公園 宍戸弘城
箱根でもシカが増えています。
箱根にも山があるのだから、シカぐらいいて当然じゃないか、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。実は箱根では、最近100年ほどシカの生息が確認されていませんでした。
しかし!近年、箱根でもシカの目撃が増加しています。そして、箱根で捕獲されたシカのDNAを調べてみると、面白いことがわかりました。
どうやら、箱根のシカは丹沢地域及び伊豆半島の双方から来ているようです。
現在、箱根の5ヶ所に植生保護柵が設置されており、各保護柵の前には自動撮影カメラが設置してあります。そのカメラに撮られた画像を解析した結果、全ての場所でシカが撮影されていました。
このままシカが増え続けると、箱根の貴重な植物も食べ尽くされてしまいます。しかし、観光地である箱根では、狩猟による対策が難しい面もあります。
そんな、箱根のシカの現状や対策、丹沢、富士山、伊豆半島との広域連携について話し合うシンポジウムが2月13日(土)に神奈川県生命の星・地球博物館で行われます。参加無料、事前申込不要ですので、お気軽にご参加ください。
☆公開シンポジウム「箱根、丹沢、富士山、伊豆半島におけるニホンジカ対策の現状」
日 時:2016年2月13日(土)13:00~16:20
会 場:神奈川県立生命の星・地球博物館
住所:250-0031 神奈川県小田原市入生田499
電話:0465-21-1515
箱根登山鉄道「入生田」駅から徒歩3分です。
参加費:無料
申込み:不要
【プログラム】
◇シカ問題の現状
■全国のシカの現状と対策...鳥獣保護管理プランナー 羽澄俊裕氏
■丹沢山地のシカの現状と対策...神奈川県自然環境保全センター 山根正伸氏
■富士山南麓と伊豆半島地域のシカの現状と対策...静岡県農林技術研究所 森林・林業研究センター 大橋正孝氏
■箱根地域のシカの現状と対策...神奈川県立生命の星・地球博物館 勝山輝男氏
◇総合討論
■箱根、丹沢、富士山、伊豆半島における広域連携のあり方
■近隣地域の経験を踏まえた箱根におけるシカ対策のあり方
お問い合わせ:環境省箱根自然環境事務所 宍戸まで(TEL:0460-84-8727)
詳しくは環境省HPもご覧ください。
2016年01月19日雪景色 -箱根-
富士箱根伊豆国立公園 箱根 後藤香奈
あけましておめでとうございます。
平成28年もどうぞよろしくお願いいたします。
都心でも雪が積もった1月18日(月)ですが、
箱根でも美しい雪景色となりました。
箱根といえば雪景色を見ながらの「温泉」ですね。
暖まりながらの雪景色も素敵ですが、外に出るのも楽しいものです。
ソリや雪合戦など、冬ならではの楽しみもたくさんありますが、
今日は 箱根ビジターセンター周辺で小さく可愛い足跡を見つけました。
鳥でしょうか?
以前芦ノ湖周辺でも、霜柱の上で足跡を見つけました。
これは何の足跡か分かりますか?
ここにはシカの親子が歩いてきていたようです。
足跡を辿ったところ、芦ノ湖の水を飲みに来たようでした。
皆さまも防寒着をしっかり着用の上、この季節でしか味わえない冬の自然をお楽しみください!
2015年12月15日ゴミ不法投棄防止一斉パトロール
富士箱根伊豆国立公園 宍戸弘城
12月4日に、例年この時期に実施されている箱根地域国立公園内ゴミ不法投棄防止一斉パトロールが行われました。
9の関係行政機関・団体及び10の事業者より、総勢90名もの方にご協力いただき、国立公園内のゴミの回収が行われました。
箱根自然環境事務所は自然公園財団と箱根町と協力して、昨年と同様、長尾峠を見回りました。普段は車で通るため、歩くことの少ないこの場所ですが、道路から崖の下を覗いてみると、多数のゴミが投棄されていました。崖はかなり高いため、ロープを使ってゴミの回収をすることになります。
場所によっては危険なため、ゴミの回収が不可能な場所もありました。
軽トラックの荷台にゴミがどんどん積まれていきました。
昨年も実施した場所なので昨年に比べて量は減っていましたが、それでも1年で再び多量のゴミが不法投棄されていたことを残念に思います。
最終的に全参加者の回収したゴミの重量の合計は約877kgにも上りました。
当日はとても寒い風が吹き荒れ、大変な作業でしたが、最後に大涌谷や芦ノ湖が見渡せるパノラマ絶景を見て癒されました。
5月21日に箱根ボランティア解説員連絡会主催の自然観察会「芦ノ湖水門と歴史を訪ねて」が開催されました。
芦ノ湖の水門の歴史を勉強するこのコースは、湖畔から一気に外輪山まで上がるので、少し体力も必要ですが、山頂からの眺めは素晴らしいものがあります。
スタート地点であるビジターセンターを出発した私達は、湖尻水門を通り、深良水門にて歴史の解説を受けました。
芦ノ湖の深良水門から流れる水は深良用水を通り、静岡県裾野市へ続いています。この深良用水は全長1280m、高低差10mで1670年に完成しました。手掘りで掘られたこの用水を、現在まで実に350年近く利用していることになります。また、神奈川県にある芦ノ湖の水利権が静岡県にあることも興味深い事実です。
深良水門からは湖尻峠まで石段を登り、黒岳を目指しました。黒岳へ至る途中では、本当に亀のような亀ヶ崎や、神山や大涌谷が一望できました。
休憩地点である芦ノ湖展望公園からは、天気が良ければ芦ノ湖と富士山が眺められますが、今回は残念ながら少し靄がかり、富士山はうっすらとしか見えませんでした。
芦ノ湖の湖尻水門までの下山途中では、面白い形のオオバウマノスズクサの花が観察できて皆さん大喜びでした。
このコースは10月29日の「富士箱根伊豆一望の箱根黒岳へ」で再び歩くことができますので、ぜひご参加ください↓
http://hakonevc.sunnyday.jp/event/sitasimu2016.pdf