ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2015年1月

10件の記事があります。

2015年01月26日パークボランティアになるために

富士箱根伊豆国立公園 箱根 道又 静香

1月24日(土)に第2回箱根地区パークボランティア7期生養成研修会を開催しました!
先日募集した箱根地区パークボランティア7期生は「7期候補生」として
正式に箱根地区パークボランティアとして登録されるため、全5回の研修会で勉強中です!

第2回のテーマは「箱根の自然と歴史について」でした。
今後パークボランティアとして活動するために必要なことを中心に学び、
経験していただきました。


メインとなる座学は以下の三本立てです。











○箱根の動植物について○
箱根町立森のふれあい館:石原龍雄先生

○箱根の火山について○
箱根ビジターセンター:上妻信夫先生

○箱根の歴史について○
箱根町立郷土資料館:高橋一公先生

どの講義も、箱根を熟知しており、これまでたくさんの人に解説をしてきた先生にお願いし、「箱根初心者にもわかりやすく、そして、おもしろいもの」にしていただきました。


さらにその合間には、ビジターセンターの施設見学、
展示物の作成、周辺園地での自然観察会を体験しました。











班に分かれて、自然観察会で学びんだことをビジターセンターの展示物に仕上げます。


どの行程もこれからの活動に生かせることばかり。
講師や現役のパークボランティアにたくさんのことを教わりました。












これからは、先輩のパークボランティアと一緒に活動し、
研修だけでなく、実際の活動で、たくさんの知識や技術を習得し、
箱根の素晴らしいところをたくさんの方々に広めていただきます!

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2015年01月26日お知らせ

小笠原国立公園 小笠原 沼田伸一

小笠原の講演会のお知らせです。


日時:1月31日(土)13:00-16:30(12:30開場)

場所:神奈川県立生命の星・地球博物館 ミュージアムセンター

  (神奈川県小田原市入生田・箱根登山鉄道「入生田」徒歩3分)

料金:無料

主催:神奈川県立生命の星・地球博物館、独立行政法人森林総合研究所


プログラム
13:00-13:15 小笠原の歩き方:海洋島の生物の魅力
       川上 和人(森林総合研究所)

13:15-13:45 小笠原の昆虫を食い尽くすグリーンアノール:兄島での戦い
       戸田 光彦(自然環境研究センター)
13:45-14:15 新種も続々!どうやって守る?兄島固有昆虫保全大作戦
       苅部 治紀(生命の星・地球博物館)
14:15-14:25 休憩
14:25-14:55 小笠原の固有植物において見られる珍しい♀と♂の進化
       菅原 敬(首都大学東京)
14:55-15:25 消えゆく宝、亡びゆく王国:小笠原カタツムリ
       千葉 聡(東北大学)
15:25-15:55 あらこんなところにオガサワラヒメミズナギドリ
       川上 和人(森林総合研究所)
15:55-16:10 希少種との付き合い方、楽しみ方
       大河内 勇(森林総合研究所)

進行:川上 和人(森林総合研究所)



 小笠原諸島では、多くの固有生物が進化しており、2011年には世界自然遺産に登録されました。ここでは、現在も次々に新種の生物が見つかっており、その独特の生態系が注目されています。その一方で、ヤギやネズミ、アノールトカゲなどの外来生物の影響により、多くの種が絶滅の危機にあります。その中で、外来種から正しく島の生物を守るにはどうしたらよいのでしょうか?
 この講演会では、私たちの最新の研究に基づき、今なお新種が見つかる小笠原の生物の魅力と、絶滅危惧種を守る最前線の取り組みを紹介します。

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2015年01月23日氷川渓谷

秩父多摩甲斐国立公園 奥多摩 野崎 拓

1月に入って気温がグッと下がり、保護官事務所の周辺でも雪が降るようになってきました。ところが体感的には12月の方が寒かったのではないかと思えるほど日中は暖かいです。

今日は事務所の近くにある氷川渓谷を歩きました。

氷川渓谷に架かる吊り橋は11月の下旬から1ヶ月程改修工事をしていたため、渡るのは久しぶりです。そこでキレイになった橋と以前の橋を見比べてみました。

↑登計橋   左:6月9日撮影   右:1月23日撮影

改修前の橋も雰囲気が良くて好きですが、やはり新しい方が安心して渡れますね!

また、川にも変化が見られます。

↑昭和橋   上:8月15日撮影  下:1月23日撮影

9月頃までは誰でも気軽に川岸へ下りることができましたが、秋に降った大雨のため川の流れる位置が変わってしまい下の写真のようになっていました。

毎年このように変化するのかと思っていましたが、ビジターセンターの方もこのような状態は初めて見たそうです。

川岸へ下りられなくなったことは残念ですが、滅多に見られないものを見ることができたので貴重な経験だったのかなと思います。

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2015年01月23日2015年1月佐渡でのトキの様子

佐渡 近藤陽子

皆様、こんにちは。

















佐渡島内のトキたちは繁殖に向けて羽根の着色が進んでいます。
この着色した羽根は「生殖羽」と呼ばれ、トキが繁殖可能な状態であることを表します。トキは繁殖期が近づくと首のあたりの黒い皮膚が厚くなり、粉状になってはがれ落ちます。これを水浴びの後にこすりつけることにより、頭から背中にかけて羽根の色が黒く変化します。これは巣で卵を抱く際の保護色の役目も果たすと考えられています。

(黒く着色したトキが顔を出しています。)

















トキの行動にも変化があらわれています。最近のモニタリング業務中には、枝渡し、相互羽繕い、擬交尾といった求愛行動が観察されています。攻撃にも使う相手の嘴を受け止め羽繕いを許すことは、仲の良さの表れです。

(求愛行動の一つの擬交尾)



















現在佐渡島内には137羽のトキが生存しています。2012年に野生下で36年ぶりに雛が誕生し、昨年にかけて3年連続で繁殖に成功しています。2015年も多くの雛が巣立ち佐渡の空を舞う姿が見られることを願いながら、私たちは日々モニタリング業務に取り組んでいます。

皆様、どうぞ本年もよろしくお願いいたします。

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2015年01月20日美しい富士をより美しく・・・・

富士箱根伊豆国立公園 富士五湖 小西 美緒

冬の富士山は本当に美しく、そんな姿を間近に見る事のできる生活に
感謝する毎日です。(寒さは厳しいですが・・・・)












冬は富士山がくっきり見える日が多くなります(2014年12月6日撮影)


先月、2014年度の夏山期間中(7月1日~9月14日)の富士山および周辺での
清掃活動の実施結果がまとまり報道発表いたしました。

2014年度の結果は参加人数のべ約1万5千人、回収したゴミは約32トンとなりました。
昨年度は約9千8百人、約53トンでした。

(詳細についてはこちら)

皆さん、この結果をどう感じられますでしょうか?



32トンという数字を見て『富士山はゴミだらけだな』と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

確かに残念ながら今はまだ「ごみひとつない山」ではありません。
しかしながらその多くは何十年も前に捨てられたゴミであったり、悪質な産業廃棄物業者により
投棄されたものが大半です。業者による大規模な投棄も地元の方々の協力による見回りなどで
以前に比べかなり少なくなりました。


確実にゴミは少なくなっている、というのが実感です。

そして1万5千人という数字を考えてみて下さい!
たった2か月半の間にこれだけ多くの方が富士山をきれいにしようという
同じ想いで活動をして下さったということが本当にありがたく、
そして誇らしく思います。

ご協力下さった皆さん、ありがとうございました。

1年間通すと一体何人の方が参加して下さっているのでしょうか?

地元の方はもちろん、本当に多くの方が県外から学校や会社の活動として、
また個人で、富士山麓に足を運びゴミ拾いに汗を流して下さっています。
その一人一人の手が少しずつですが確実に富士山をより美しい山にしてくれています。












毎年清掃活動をしに来てくれる企業もあります(2014年10月24日撮影@西湖周辺)













行政や地元の富士山関係者も一緒に活動しています(2014年10月17日撮影@富士山五合目)


富士山麓では自治体やNPOなど主催の清掃活動イベントが数多く開催されています。
目の前にあったゴミが全部なくなるのは気持ちがいいものです。
ストレス解消にもなります!!

また、そういったイベントに参加しなくても、富士山麓にいらした際にふと目についた
道端のゴミを拾う、それだけでも十分立派な清掃活動です。

私達がパトロールをする際にも常にゴミ袋を持って気付いたゴミを拾いますが、

それは「きれいにする」と同時に「きれいにしようとしている人達がいる」
という姿を見せる事が、ゴミを捨てる人達への抑止力になると信じています。


毎年活動して下さっている方もまだ参加された事のない方も、

これからも「日本の宝 富士山」を美しくする活動にご協力をお願いいたします!

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2015年01月19日那須の動物・雪の中!

日光国立公園 吉川 美紀

2015年が始まってからもう半月が経ちました。

本年もよろしくお願いいたします。

 

那須では12月半ばから雪が降り、スキー場も開園してスノースポーツが楽しめるようになりました。那須平成の森でもスノーシューでの散策をお楽しみ頂けます!雪上の動物の足跡を探しながら、まっ白で静かな森の中を満喫してみてください。ウサギの足跡を追いかけて、迷子にならないようご注意くださいね。

 

さて、こんな一面銀世界に棲む動物たちは、いったいどうしているのでしょうか?平成の森内に設置してあるセンサーカメラの画像を少しご紹介したいと思います。

(那須平成の森内には、ほ乳類のモニタリング調査用にセンサーカメラを複数設置しています。平成の森は、全域でクマやキツネやウサギが確認される自然度の高い場所なのです。)

 

今回センサーカメラに写っていたのはウサギです!

 

 


 

 


 

(2015/1/10撮影 ノウサギ)

雪の上にいるウサギと言えば、やはりまっ白なイメージですよね。

 


  

 


 

  

(2014/12/28撮影 ノウサギ)

あれ?下の写真のウサギは冬なのに茶色いままですね?こんなに雪が積もって寒そうなのに、まだ夏毛のままなんでしょうか?


 

いえいえ、実は全てのノウサギが冬になったらまっ白に変化するわけではないのです。冬になると白く変化するのはトウホクノウサギと言って、主に雪の降る地域に生息しています。冬になっても茶色いままなのはキュウシュウノウサギと言って雪はあまり降らない地域に生息しています。

野生動物たちは棲んでいる土地に適応して、変化しているのですね!


 

那須平成の森には、冬の時期白いウサギと茶色いウサギ両方が棲んでいます。

雪上にウサギの足跡を見つけたら、このウサギは何色だったのかな?と想像してみると楽しみ方が広がるかもしれません!

 

●那須平成の森HP↓●

http://www.nasuheiseinomori.go.jp/

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2015年01月16日アクティブレンジャー写真展開催中です in 富士五湖地域

富士箱根伊豆国立公園 富士五湖 小西 美緒

2015年第一号のアクティブレンジャー日記です。

今年も国立公園の魅力、アクティブレンジャーだからこそ提供できる話題などなど

お届けしていきたいと思います!

富士五湖地域では新年早々アクティブレンジャー写真展を開催中です。

























アクティブレンジャー写真展は、関東地区の16名のアクティブレンジャーが

業務中に撮影した風景や動植物を紹介しています。

写真展の設営をしながら、関東地区だけでも日本一高い富士山を筆頭に二番目・三番目の

北岳・間ノ岳があるかと思えば、世界自然遺産でありクジラも訪れる小笠原・・・そしてトキのいる佐渡・・・

などなど本当にバラエティーに富んでいることを改めて感じました。

この写真展を通して日本の自然の豊かさを感じていただければと思います。

そして写真を見て気になった場所があれば是非実際に足を運んでいただけると嬉しいです。

<開催期間>2015年1月8日 ~ 1月28日 8:30 ~ 17:00

<場  所>富士ビジターセンター(山梨県南都留郡富士河口湖町船津6663-1)

 写真展詳細はこちら


今回、会場として使わせていただいている富士ビジターセンターは、

中国をはじめとする外国人ツアー客が多く立ち寄る場所なので、中国語が得意な

沼津自然保護官事務所の橋本ARの力を借りて、英語と中国語のキャプションを

追加してみました。













海外の方々にも国立公園の素晴らしさを感じてもらいたいです。


皆さん、是非見に来て下さいね!!

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2015年01月15日尾瀬の麓の積雪状況

尾瀬国立公園 服部 恵子

先日、奥鬼怒林道沿いに設置しているシカ移動遮断柵の状況確認に行ってきました。

今年は積雪量が多いようで、すでに地上から約2m50cmの支柱の先端に

簡単に手が届く程の高さまで雪が積もっていました。

シカの気配はもう一切ありませんでした。

近日、雪の重みで柵が破損しないように支柱からネットを外します。

大清水付近はというと下の写真のような状況で、1m50cm近く積もっていたでしょうか。

大清水に向かう途中ではカモシカに出会いました。

こんな雪の中でも生活するというのが、

シカとカモシカの違いの1つです。

なお、大清水までは除雪されていますが、

戸倉のゲートから先は通行禁止となっているため一般車両で大清水まで行くことはできません。

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2015年01月14日シンポジウム「ジオパークでつながる人と地域」を開催しました。

富士箱根伊豆国立公園 沼津 橋本 和加子

1月10日(土)、沼津市にある静岡県総合コンベンション施設【プラザ・ヴェルデ】にて、

シンポジウム「ジオパークでつながる人と地域」~伊豆半島、箱根、伊豆大島ジオパークと富士箱根伊豆国立公園の連携を考える~(主催:環境省関東地方環境事務所、伊豆半島ジオパーク推進協議会)

が開催されました。

来場者はおよそ200名。

会場の入口では、午前中から伊豆半島ジオパークの会員団体などがポスター発表を行い、あちらこちらで解説する人・解説を聞く人で賑わっていました。

(写真:ポスター発表の様子)

午後は基調講演から始まり、静岡大学の小山真人教授が「火山がつくった富士箱根伊豆の大地」、
公益財団自然保護助成基金の目代(もくだい)邦康主任研究員が「国立公園とジオパークの連携した保全活用の推進」で、講演して下さいました。

お2人のお話を聞いて、富士箱根伊豆国立公園は様々な自然に恵まれていることを改めて実感しました。


続いて下田自然保護官事務所の浜自然保護官による「自然公園法制度と富士箱根伊豆国立公園の概要」発表と、伊豆半島ジオパーク推進協議会(吉川事務局長補佐)の「世界ジオパークネットワークへの加盟申請の概要と今後の見込み」の発表がありました。

(写真:発表する浜自然保護官)

最後のパネルディスカッションでは「連携」をテーマに意見交換が行われました。

(写真:パネルディスカッションの様子)


楽しく利用しながらジオについて知り、様々な人と連携してどのように守っていくか、それぞれの立場からの意見交換はとても参考になりました。

シンポジウムで学んだことを念頭に、今後の巡視活動などに役立てていこうと思います。

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2015年01月08日1月10日 シンポジウム「ジオパークでつながる人と地域」が開催されます

富士箱根伊豆国立公園 沼津 橋本 和加子

新年あけましておめでとうございます。

今年も皆様に国立公園の魅力など現場からお伝えしてきたいと思いますので

どうぞよろしくお願いいたします。


今週末に開催されますシンポジウムについてのご案内です。

下記内容でシンポジウムが行われますので、ご興味のある方は是非ご参加下さい。


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伊豆半島は、昭和30年に富士箱根伊豆国立公園の一部として指定され、来年(平成27年)は指定60周年という節目の年にあたります。また、伊豆半島は近年ジオパークの取り組みが盛んになっており、平成24年には日本ジオパークに認定され、来年は世界ジオパークネットワーク加盟に向けた様々な活動が予定されています。
 伊豆半島のすばらしい自然環境の保全と利用をますます推進していくために、国立公園と伊豆半島ジオパークの連携の方向について、地域住民と行政との連携、周辺ジオパークとの連携により生まれる力とは何か、「連携」をテーマとしたシンポジウムを平成27年1月10日(土)に静岡県沼津市で開催します。

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1. 名 称

シンポジウム「ジオパークでつながる人と地域」

~伊豆半島、箱根、伊豆大島ジオパークと富士箱根伊豆国立公園の連携を考える~


2. 日 時

平成27年1月10日(土)
午前10時30分~午後4時00分(予定)

3. 場 所

静岡県沼津市大手町一丁目1番4号
ふじのくに千本松フォーラム(プラザ ヴェルデ)

4. 主 催

環境省関東地方環境事務所(担当:下田自然保護官事務所)
伊豆半島ジオパーク推進協議会

5. 後 援

静岡県(申請中)
箱根ジオパーク推進協議会
伊豆大島ジオパーク推進委員会

6. 概 要

こちらをご覧ください。

7. 参加費

無料(一般参加歓迎)

8. 申込先

伊豆半島ジオパークのHP(http://izugeopark.org/)から専用お申し込みフォームへアクセス頂くか、またはFAX(044-965-0032)から事前の申し込みをお願いしております。※当日参加もできますが、会場準備のためなるべく事前申し込みをお願い致します。

9. 本シンポジウムの内容に関する問合せ先

伊豆半島ジオパーク推進協議会事務局 TEL: 0557-32-1784
環境省下田自然保護官事務所(担当:浜)  TEL: 0558-22-9533

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