ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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富士箱根伊豆国立公園

326件の記事があります。

2015年11月04日箱根ジオパーク「富士箱根伊豆一望の箱根黒岳へ」

富士箱根伊豆国立公園 宍戸弘城

10月31日に箱根ボランティア解説員連絡会主催の自然観察会「富士箱根伊豆一望の箱根黒岳へ~箱根外輪山から富士山、神山、駒ケ岳、駿河湾展望を~」が催されました。


今回は42名もの方が参加されました。当日は快晴とはいかずあいにくの曇り空でしたが、暑すぎず寒すぎず歩きやすい天候でもありました。


箱根ビジターセンターを出発し、まずは芦ノ湖の湖尻水門、深良水門へと向かいました。江戸時代に作られた深良用水の歴史のお話しは皆さん興味深そうに聞いていました。


深良水門から箱根外輪山へは一気に登ります。まずは石畳を登って湖尻峠へ。



そして湖尻峠で視界が開けたらもうひと登りです。



上まで登ると芦ノ湖や、駒ケ岳、神山や大涌谷の噴煙などが望めました。さっきまでは芦ノ湖畔にいたのにだいぶ登ってきたことがわかります。

また反対側を向くと静岡側の駿河湾が見えます。

ここでパークボランティアの方から箱根火山や伊豆半島の成り立ちなどのお話しを聞きました。


コースの後半になると天気も少し良くなり、富士山も少しだけ顔を出してくれました。




今回のコースはわりと高低差があったのですが、皆さん健脚で怪我もなく無事完走いたしました。


今年度の自然に親しむ運動の申し込みは全て終了してしまいましたが、また来年度も様々なプログラムが催されますのでぜひご参加ください!




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2015年10月22日集まれ!子どもパークレンジャー in 箱根!!

富士箱根伊豆国立公園 後藤香奈

今年もやってきました!
小中学生を対象に、環境省レンジャー(自然保護官)と一緒に国立公園内で自然環境学習などを行う
【子どもパークレンジャー】が11月と12月に2回開催されます。

「箱根で大ぼうけん! ~火山のナゾを探れ~」
・主催:環境省箱根自然環境事務所
・運営:NPO法人ホールアース研究所
・後援:箱根ジオパーク推進協議会

〔写真:平成25年 子どもパークレンジャーの様子〕

今回は 『小学生5年生~中学3年生』 を対象としております。
日程は
① 平成27年11月15日(日)9:45~15:30 (※締切:11月8日(日))
  または
② 平成27年12月6日(日)9:45~15:30 (※締切:11月29日(日))
各20名定員となっております。ご都合の良い日程をお選びください。
※①、②と内容は同じものです。

環境省のレンジャーや火山学者のお話を聞いたり、
箱根ビジターセンターから姥子駅までの道のりを
自然観察しながら宝探しビンゴゲームをします!
※大涌谷及び噴火規制区域には入りません。

詳しくは環境省のページ
開催場所の情報は箱根ビジターセンターのページをご確認ください!

箱根では気温が変わりやすいですので、防寒着をしっかりとお持ち下さい!
多くの子どもパークレンジャーのご参加をお待ちしております!


〔写真:平成20年 子どもパークレンジャーの様子〕


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2015年10月16日秋の箱根を楽しみませんか?~今年度最後の自然観察会ご案内~

富士箱根伊豆国立公園 箱根 後藤香奈

すっかり寒くなってきましたね。
今年度、最後の自然観察会のお知らせをいたします!
紅葉の綺麗なこの時期、歴史と秋を感じながら箱根を楽しむ自然観察会が開催されます。

平成27年11月10日(火)9:30~14:30(予定)
「紅葉の箱根路を訪ねて」自然観察会
・主催:自然に親しむ運動
・開催担当:環境省 箱根自然環境事務所

【恩賜箱根公園~旧東海道杉並木・石畳~お玉が池~精進池】を
歴史や秋の景色を楽しみながら、
箱根に詳しいパークボランティアと一緒に観察します。


距離3.5km、標高差150mの道のりで【箱根路】を楽しみましょう!

詳しくは環境省のページを、
集合場所の情報は恩賜箱根公園のページ
解散場所の情報は石仏群と歴史館のページからご確認ください。



なお50名を越えた場合は抽選となりますのでご了承ください。
多くの皆様のご参加をお待ちしております!
防寒対策をお忘れなく!

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2015年10月06日「バリアフリーで楽しむ秋の箱根」開催されました!

富士箱根伊豆国立公園 箱根 後藤香奈

10月3日(土)
箱根で、大人気のバリアフリー観察会「バリアフリーで楽しむ秋の箱根」が
箱根ボランティア解説員連絡会と環境省箱根自然環境事務所の共催にて開催されました。
【協力:箱根リハビリテーション病院、一般財団法人自然公園財団箱根支部】

今回の自然観察会「バリアフリー観察会」は、
からだの不自由な方、高齢の方、小さな子どもなど全ての人に楽しんで頂くことを目的として、
毎年箱根で催されております。


今年度は数日前までの豪雨と強風により、開催が多少心配されておりましたが、
当日は雲もほとんど無く、晴天に恵まれ気持ちよく観察会を行うことができました!



参加された十九名の方は、箱根パークボランティアの案内のもと
箱根ビジターセンター周辺のバリアフリー観察路や



芝生の上を進みながら、五感を使って箱根の自然を楽しみました。


紅葉した落ち葉を使ってのネイチャーゲーム「落ち葉のステンドグラス」も大好評でした!
穴の空いた台紙に落ち葉を貼り付け、空に透かしてみると...!
是非皆さんも身近な葉っぱで試してみてくださいね!


4時間時間をかけて、ゆっくりと歩きながら、
きっと参加された皆さんに秋の箱根を感じて頂けたかと思います。
今回のバリアフリー観察会、秋晴れしたこの日に開催できてよかったです。



今年度の自然観察会も残りわずかとなりました。
それでは皆さま、次の自然観察会でお待ちしております!!
是非ご参加ください!



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2015年10月05日「国立公園・野生生物フォトコレクション」開催のお知らせ

富士箱根伊豆国立公園 宍戸弘城

10月2日(金)から10月25日(日)まで箱根ビジターセンターにおいて「国立公園・野生生物フォトコレクション」が開催されています。
















この写真展では関東の国立公園・国指定鳥獣保護区で働くアクティブレンジャーによる、その地域の魅力が詰まった動植物や風景の写真が展示されています。

現在、関東地方環境事務所管内には6つの国立公園(日光・尾瀬・秩父多摩甲斐・南アルプス・富士箱根伊豆・小笠原)と14の国指定鳥獣保護区(小佐渡東部・佐潟・福島潟・瓢湖・谷津・涸沼・渡良瀬遊水地・祇苗島・大野原島・北硫黄島・西之島・鳥島・西之島・小笠原群島)があり、16人のアクティブレンジャーが活躍しています。

アクティブレンジャーは主に野外の業務を担っており、そんな彼らが目にした美しい光景を写真という枠に切り抜きました。

佐渡の雪景色の中のトキや、小笠原の南国の風景、南アルプスの山々など、箱根にいながらにして様々な場所へトリップしたような気分になる、そんな写真展です。

もちろん、現在は立ち入り規制で入れない大涌谷付近の景色など箱根の美しい写真も沢山あります。

ススキ観光の折にはこちらのほうにもぜひお立ち寄りください。












開催場所

箱根ビジターセンター

(神奈川県足柄下郡箱根町元箱根164)

開催期間

平成27年10月2日(金)から平成27年10月25日(日)

入場料

無料 ※駐車場あり













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2015年09月17日シカの食害見学会

富士箱根伊豆国立公園 宍戸弘城

8月29日に小田原山盛の会が主催する箱根外輪山におけるシカの食害状況を見学する会が開かれました。小田原山盛の会では現在定期的に箱根外輪山でシカの食害を調査していて、その被害の実態を周知するために今回の会が催されました。

環境省では、神奈川県や箱根町と協力して、箱根地域におけるシカの分布状況の把握や、対策の検討を行っているため、業務の参考にするために、今回の会に参加したものです。

当日には周辺市町村、関係団体の方たちが多く参加され、シカ問題に対する関心の高さがうかがえました。案内は元東京農工大学教授の古林先生が行いました。

今回のルートは外輪山を南足柄市側より登り、箱根町との境あたりを主に見学しました。
















まずは南足柄の桧山林道を通って山に入りましたが、林道の法面の草が食べられて牧草地のようになっていました。よく観察してみると、ほとんど全ての植物に食痕があることがわかります。またヒヨドリソウのようなシカが好まない植物だけが残っています。

森の中でも獣道や足跡、糞などが確認できます。












新しい皮剝ぎ被害の跡。












枝折り被害。












何度も食べられた葉は矮小化する。












林内に下層植物がほとんどない状態。



普段何気なく通り過ぎてしまうような光景でも、よく観察してみるとシカの痕跡が沢山残っていることに今回気付かされました。

箱根全体ではシカの被害はまだそれほど大きくありませんが、箱根の外側から徐々にシカが侵入していることが伺えました。

環境省では、箱根町内の5個所にモニタリング用の10m四方の柵を設置し、その内外の植物を比較することにより、シカの影響の調査をしています。

箱根でもシカの被害が徐々に広がっている現在、今後も新たな調査、対策を検討していきたいと思います。

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2015年09月17日「初秋の湯坂路と石仏石塔群を訪ねて」開催しました!

富士箱根伊豆国立公園 箱根 後藤香奈

9月12日(土)
秋の草花を見ながら、箱根の歴史を感じる自然観察
「箱根地域自然に親しむ運動:初秋の湯坂路と石仏石塔群を訪ねて」が
環境省箱根自然環境事務所の主催で開催されました。

台風の後の晴天に恵まれ、二十名の方がご参加くださいました!
箱根パークボランティアの案内のもと班に分かれ
精進池の側の「石仏群と歴史館」をスタートし、
「六道地蔵」や「応長地蔵」「二十五菩薩」「五輪塔」な歴史関連の見所をたくさん回りました!



「二十五菩薩」は圧巻ですね!



もちろん、草花も多く咲いていました。

ツチアケビなども見る事ができましたよ。



鷹巣山を越えて、険しい道を乗り越えた先には「千条の滝」が!!



この美しい滝が、疲れた身体を癒やしてくれました。
秋の箱根もやっぱり素晴らしいですね!大涌谷(箱根山)も噴火警戒レベルがレベル2に下がりました。
今しか見る事のできない大涌谷の噴煙を見るのと同時に秋の箱根を存分に楽しんでくださいね!

また、次の自然観察会でお会い出来ることを楽しみにしています!








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2015年09月14日「富士箱根伊豆を一望」してみませんか!?

富士箱根伊豆国立公園 箱根 後藤香奈

秋の箱根はイベントが目白押しです!
今回はハロウィンの時期に行われる自然観察会をご案内いたします。

※予定しておりました「箱根ジオパーク Welcome to Mt.Kami」は
大涌谷周辺(箱根山)の噴火警戒レベルの継続により内容が以下へと変更になりました。
すでにお申し込みされていた方は申し訳ございません。こちらへも是非ご参加ください。

平成27年10月31日(土)
箱根ジオパーク
「富士箱根伊豆一望の箱根黒岳へ」
-箱根外輪山から富士山、神山・駒ヶ岳、駿河湾展望を-




・主催:箱根ボランティア解説員連絡会にて開催されます。

箱根外輪山から、神山・駒ヶ岳など箱根火山・芦ノ湖の成り立ちの体験や、
富士山・伊豆・駿河湾の美しい展望を楽しみます!
今回の自然観察会は標高差320m、5kmの道を歩く「健脚の方向き」となっております。
もちろん今回も箱根に詳しいパークボランティアがご案内いたしますので
皆さま奮ってご参加ください!

詳細は箱根ビジターセンターのページからもご確認頂けます。

集合は午前9時30分、午前10時に出発式が始まります。
なお、50名を越えた場合は抽選となりますのでご了承ください。

皆さまのご参加をお待ちしております!




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2015年09月04日箱根自然講座『クモの魅力』!

富士箱根伊豆国立公園 箱根 後藤香奈

平成27年度9月2日(水)に箱根自然解説活動連絡協議会が主催する箱根自然講座
「クモ 興味深い生態と魅力 ~普段の活動にクモをプラスしてみませんか~」が
箱根ビジターセンターで開催され、箱根パークボランティアの皆さんが参加されました。

午前中は室内にて、クモの大迫力な映像を見ながら捕食シーンや生態等を学び
午後は箱根ビジターセンター周辺のフィールドで実際にクモを探して歩きました。
身近な場所にもジョロウグモ科やハエトリグモ科、タナグモ科など
多くのクモが発見できました!


デーニッツハエトリグモは目が良いクモということで、
目が大きくとても可愛いクモです!

また、ハシリグモ科のクモはアメンボの様に水の上にも浮かぶそうです。
今まで田んぼ等で、何気なくアメンボかと思って見ていた生き物は
もしかしたらクモかもしれませんね。



今回はクモの魅力に触れた自然講座でした!
今後は今まで以上にいろんな所を注意深く観察しようと思います。

皆さんも家の軒下や植物の中を見てみて探してみてくださいね。



きっと美しいクモの芸術に触れられますよ!

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2015年08月26日富士登山と自然を楽しむために

富士箱根伊豆国立公園 沼津 橋本 和加子

富士山の夏山登山シーズンも後半。

お盆を過ぎた途端、富士山は秋の気配が漂い始めました。

青空が広がり太陽の陽射しが照りつける富士山頂でも、風が冷たくなり、日陰にいると寒く感じるようになりました。

これから富士山登山を考えていらっしゃる方は、防寒対策をしっかりとしましょう。

●自然現象

8月24日(月)の早朝、御来光前から登山者の様子などを確認するために巡視をおこないました。

下の写真は、朝4:00過ぎの富士山富士宮口頂上の様子です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(8月24日4:33 撮影:橋本)

 

 

濃い霧に覆われて、ヘッドライトもぼんやりしています。

実際に歩くと、数メートル先が霧で見えない状態です。

こんな状態でしたが、たくさんの人が御来光を見るためのポジションを求めて、山頂歩道上を行き来していました。

これでは御来光が見られないだろうと思いがちですが、この日は風が少し強く吹いていて、5時頃には眼下に雲海が広がるのを見ることができるようになりました。

そして御来光もこの通りです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(8月24日5:11 撮影:橋本)

 

 

雲海から快晴の空に昇る太陽を確認した後、太陽に背中を向けると火口側には雲がかかっていました。

その雲の中に珍しい自然現象が発生していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 (8月24日5:37 撮影:橋本)

 

 

ブロッケン現象と白虹(霧虹)です。

何度も富士山の巡視をおこなっていますが、ブロッケン現象と白虹に出会えることはなかなかないので、この日は貴重な体験ができました。

この日、富士山頂にいた人がみなこの現象を見たのかというと、そうではありません。

その時にいた場所、その時の体調、その時見ていた方向などによって変わってきます。

 

●装備・準備はしっかりと

富士山登山を楽しむためには、やはりきちんとした装備と準備が必要です。

富士山はもう秋です。

暖かい服装や装備を整えて行けば、寒さに震えながら待つことはありません。

また高所順応をする、きちんと睡眠を取る、水分補給はしっかりと、といった体調を整える準備をすれば、具合が悪くなる可能性を減らすことができます。

そして、同じグループで行動する時は、できるだけ一緒に行動する、離れそうな場合は連絡が取れるようにする、合流場所をきちんと決めておくなどの対策をして、全員が楽しく過ごせる富士登山になるよう心がけましょう。。

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