
アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
「この一年間、色々ありました ~ 裏砂漠の火災から丸一年」
2025年05月09日
伊豆諸島
こんにちは。鳥と花が好きな小野可蓮です。
気付けば2025年も後2/3ですね。
今年はやりたいことだらけなので頑張ります(ダイビングとか、ダイビングとか。島太鼓にキックボクシングも。)。
みなさんは、どんな2025年をお過ごしですか?
気付けば2025年も後2/3ですね。
今年はやりたいことだらけなので頑張ります(ダイビングとか、ダイビングとか。島太鼓にキックボクシングも。)。
みなさんは、どんな2025年をお過ごしですか?
火災から丸一年!
裏砂漠の火災から、丸一年が経過しました!
改めて植生の遷移について学べていると共に、自然の力を感じさせられるきっかけとなりました。
5月:変わりゆく裏砂漠で起きた火災と、その3週間後の様子 | 関東地方環境事務所 | 環境省
6月:あっという間に再生する裏砂漠の緑 ー 火災2ヶ月後の様子 | 関東地方環境事務所 | 環境省
7月:裏砂漠の「新しくなった」草原 ― 火災3ヶ月後の様子 | 関東地方環境事務所 | 環境省
8月:秋の予感が漂う裏砂漠 ー 火災4ヶ月後の様子 | 関東地方環境事務所 | 環境省
4月:裏砂漠にも春が来た! ~ 火災からもうすぐ一年 | 関東地方環境事務所 | 環境省
(秋冬も確認には行ったのですが、あいにく日記のアップデートが間に合いませんでした)
初回は延焼箇所を反時計回り、それからは時計回りで見ていましたが、今回はフレッシュな視点を得るため、久しぶりに反時計回りで歩いてみました。
曇っていて雨が降りそうなせいか、今日はハンミョウや虫たちが出てきていません。
湿った砂の上には、相変わらずキョンが行き交った跡がたくさんありました。
改めて植生の遷移について学べていると共に、自然の力を感じさせられるきっかけとなりました。
5月:変わりゆく裏砂漠で起きた火災と、その3週間後の様子 | 関東地方環境事務所 | 環境省
6月:あっという間に再生する裏砂漠の緑 ー 火災2ヶ月後の様子 | 関東地方環境事務所 | 環境省
7月:裏砂漠の「新しくなった」草原 ― 火災3ヶ月後の様子 | 関東地方環境事務所 | 環境省
8月:秋の予感が漂う裏砂漠 ー 火災4ヶ月後の様子 | 関東地方環境事務所 | 環境省
4月:裏砂漠にも春が来た! ~ 火災からもうすぐ一年 | 関東地方環境事務所 | 環境省
(秋冬も確認には行ったのですが、あいにく日記のアップデートが間に合いませんでした)
初回は延焼箇所を反時計回り、それからは時計回りで見ていましたが、今回はフレッシュな視点を得るため、久しぶりに反時計回りで歩いてみました。
曇っていて雨が降りそうなせいか、今日はハンミョウや虫たちが出てきていません。
湿った砂の上には、相変わらずキョンが行き交った跡がたくさんありました。
燃えた箇所はというと?
毎回気になる、燃えた箇所の進展。
前回と比べて、ススキは多少芽吹いたようですが、木々はそのままのようでした。
ただ、縁のイタドリがなんだか旺盛ですね。
環境が前より開けたことで、クサギが生えてきている場所もあり、なんだかんだ植物はしたたかなんだなと思いました。
前回と比べて、ススキは多少芽吹いたようですが、木々はそのままのようでした。
ただ、縁のイタドリがなんだか旺盛ですね。
環境が前より開けたことで、クサギが生えてきている場所もあり、なんだかんだ植物はしたたかなんだなと思いました。
中でも印象的だったのが、このハチジョウイヌツゲ。
新芽は出しておらず、幹にはキノコが生え、葉も黄色く変色してしまっています。
そんな弱っているはずの姿でも、よく見てみると、、?
つぼみをつけ、花を咲かせようとしているではないですか!
命を繋ごうと、最後のひと踏ん張りなのでしょうか。
木も一本一本、物語があるんですね。
新芽は出しておらず、幹にはキノコが生え、葉も黄色く変色してしまっています。
そんな弱っているはずの姿でも、よく見てみると、、?
つぼみをつけ、花を咲かせようとしているではないですか!
命を繋ごうと、最後のひと踏ん張りなのでしょうか。
木も一本一本、物語があるんですね。
奥山砂漠から見渡すと、大分植物が広がっていることが分かります。
真っ黒な景色が広がっているのは一部で、他はこのような景色がほとんどです。
時々、個性的な形の溶岩に出逢うこともあります。
真っ黒な景色が広がっているのは一部で、他はこのような景色がほとんどです。
時々、個性的な形の溶岩に出逢うこともあります。
春の裏砂漠で見つけた、「目立つ花」「目立たない花」
遠くからでもすぐ見つけられるくらい、蛍光ピンクが目立つ、オオシマツツジ。
これもまた日光を好む種なので、草原と森林の間の環境で見られることが多いです。
大島のオオシマツツジはピンクのトーンばかりで、赤っぽいのや紫っぽいの、オレンジっぽいのはないようです。
見掛けない蔓(つる)の花だな、と思ったら、こちらはツルウメモドキ。
これまた、葉っぱのような、目立たない色の花ですね。
逆に、実は鮮やかな赤や黄なので、そのギャップがすごいです。
これもまた日光を好む種なので、草原と森林の間の環境で見られることが多いです。
大島のオオシマツツジはピンクのトーンばかりで、赤っぽいのや紫っぽいの、オレンジっぽいのはないようです。
見掛けない蔓(つる)の花だな、と思ったら、こちらはツルウメモドキ。
これまた、葉っぱのような、目立たない色の花ですね。
逆に、実は鮮やかな赤や黄なので、そのギャップがすごいです。
まだまだ続くであろう、裏砂漠の変化
裏砂漠の燃えた箇所も、一年で元通りになるのかな、と最初は様子を伺っていました。
まだまだ続きがありそうですね。
しばらく見守ろうと思いますので、お付き合いいただけたら幸いです。
まだまだ続きがありそうですね。
しばらく見守ろうと思いますので、お付き合いいただけたら幸いです。
