富士箱根伊豆国立公園
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2017年12月12日年末のゴミ拾い
富士箱根伊豆国立公園 宍戸弘城
今年もいよいよ終わりに近づいてきました。
皆さん、大掃除はお済みですか?
例年たくさんの方々にご協力頂いている「箱根地域国立公園内ゴミ不法投棄一斉防止パトロール」が昨日行われました。
年に1度、富士箱根伊豆国立公園の箱根地域のゴミの清掃・パトロールを行政及び民間関係者で行っているのですが、過去10年の取組で約10tのゴミを回収してきました。
私たちは昨年に引き続き、不法投棄が多い場所の確認に行ってきました。
道路から森の中を覗いてみると...。
ありました!今年もたくさんの不法投棄が!
不法投棄の防止テープがはってあるのに。
森の中から道路までゴミを引き上げて行きます。
さらに...
引き上げる!
引き上げる!!
引き上げる!!!
疲れました...。
結局私達が行った2箇所だけでも軽トラック2台分、300kg以上のゴミを回収しました。
悲しいことに今年も多くのゴミが回収されましたが、たくさんの方々のご協力のおかげで箱根地域が少し綺麗になりました!
(今年度の参加機関・団体、及び事業者はこちら )
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【機関・団体】
国土交通省関東地方整備局横浜国道事務所 林野庁関東森林管理局東京神奈川森林管理署 神奈川県県西地域県政総合センター 神奈川県自然環境保全センター箱根出張所 神奈川県県西土木事務所小田原土木センター 箱根町 御殿場市 裾野市 公益財団法人神奈川県公園協会 一般財団法人自然公園財団箱根支部 環境省関東地方環境事務所箱根自然環境事務所 計11機関・団体
【事業者】(五十音順)
伊豆箱根交通株式会社 伊豆箱根鉄道株式会社 伊豆箱根バス株式会社 小田急箱根ホールディングス株式会社 株式会社小田急リゾーツ 箱根観光船株式会社 箱根ターンパイク株式会社 箱根登山バス株式会社 箱根ロープウェイ株式会社 株式会社プリンスホテル 計10事業所
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2017年11月30日【富士山がある風景100選】石割山・平尾山・大平山(富士五湖エリア)
富士箱根伊豆国立公園 小西 美緒
みなさん、こんにちは。1か月前は富士山に初雪が降ったばかりでしたが、すっかり雪化粧して冬の装いです。
今日ご紹介する「富士山がある風景100選」は、石割山・平尾山・大平山です。
この3つの山は山中湖の北側に位置し、気軽に富士山と山中湖の眺望を楽しめる日帰りハイキングコースです。山中湖は富士五湖の中でも富士山に一番近いため、迫力ある富士山が魅力です。
三山を歩く際には、富士山を正面に見ながら歩くことができるので、石割山から平尾山、大平山と東から西に歩くのがお勧めです!
石割山への途中にはパワースポットとして知られている石割神社があり、岩の大きさに圧倒されます!
御神体の岩の隙間を3回通れば幸運が開けると言われています
石割山山頂に到着すると、視界が開け富士山がお出迎えしてくれます!
石割山からの富士山
石割山、平尾山と歩くにつれ、だんだんと富士山が大きくなっていきます。
平尾山からの富士山
富士山を正面に見ながら大平山へ
あずまややベンチのある大平山はランチスポットにぴったりです。
大平山からの富士山
空気が澄んでくる冬は富士山を見るにはとてもいい季節です。
「富士山がある風景100選」の中で冬でも安全に楽しめるスポットをこれから随時紹介していきたいと思いますので、お気に入りの場所を是非見つけてくださいね!
山中湖周辺ハイキング情報:山中湖村HP
【訪れるみなさんへ】
富士五湖エリアはすでにとても寒いです。麓でも朝の最低気温は氷点下となります。
十分な防寒対策と車はスタッドレスタイヤに履き替えてお越しください。
++++++++++++++++++++ "富士山がある風景100選"とは ++++++++++++++++++++++++++
富士箱根伊豆国立公園指定80周年記念事業の一環として、国立公園内と周辺地域の代表的な富士山の展望地を"富士山がある風景100選"として選定しました。
その他の選定地などの情報につきましては環境省関東地方環境事務所のページをご覧下さい。
http://kanto.env.go.jp/pre_2017/80_1.html
http://kanto.env.go.jp/to_2017/post_94.html
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2017年11月20日~11/7自然観察会~ 無事開催しました!
富士箱根伊豆国立公園 後藤香奈
平成29年11月7日(月)晴天の中、箱根自然に親しむ運動自然観察会が行われました。
箱根自然環境事務所開催担当の行事として、今年度最後の行事となりました。
定員50名のところ応募者70名とたくさんの方からお申込みいただいた、例年人気の行事です。今回はその様子を少しだけお届けします。抽選に外れてしまった方は次回も是非お申込みください。
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*自然観察会情報*
平成29年11月7日(火)
「紅葉の箱根路を訪ねて」
主 催:箱根地域自然に親しむ運動実行委員会
開催担当:環境省 箱根自然環境事務所
コ ― ス:恩賜箱根公園~箱根旧街道杉並木~箱根旧街道石畳~お玉ヶ池~石仏群と歴史館
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開会式の後、最初に「箱根の唄(♪箱根の山は、天下の嶮(けん)~♪)」の解説を聞いて、スタートです。
班毎に歩みを進めていきます。
最初は箱根旧街道杉並木。
約500m続く杉並木の間を箱根パークボランティアの解説と共に歩いて進みます。冷たい風が気持ちよく、横に並ぶ木々は歴史を感じさせてくれます。写真スポットでは、参加者の皆さまもこぞって写真を撮っておられました。良い写真が撮れたでしょうか?
その後しばらくすると、箱根旧街道石畳に差し掛かります。
解説を聞きながら一休憩。石畳は急な上り坂でしたが、皆さん一生懸命登っていきました。そしてつらい石畳を越えると、二子山が見える絶景の場所(お玉観音堂)に到着です!
青空の下、上二子山と下二子山が並んで見えます。
今年度最後の箱根事務所開催担当の自然観察会は、落ち葉が良い音を聞かせてくれる自然観察会でした。紅葉のピークが過ぎたら今度は雪景色のキレイな箱根となります。皆さまも秋冬の箱根に是非いらっしゃってください。温泉もとても気持ちがいいですよ♪
2017年10月30日山頂トイレのお掃除
富士箱根伊豆国立公園 宍戸弘城
金時山山頂の公衆トイレをご存じですか?
この山頂トイレは平成22年に建てられました。
実は金時山山頂は2県1市2町の境になっており、トイレも神奈川県と静岡県にまたがっています。
今回、神奈川県、南足柄市、箱根町、御殿場市、小山町、環境省の職員が共同で山頂トイレの一斉清掃を行いました。
日常の清掃では中々行き届かない部分まで清掃することができました。
またトイレの現状(故障箇所・問題点等)を共有することができました。
このトイレはバイオ式で、し尿は全てその場で処理されています。
1.出されたし尿がトイレの下に設置してある発酵槽に入ります。
2.発酵槽には、おが屑が入っており、スクリューによってし尿と一緒に撹拌されます。
3.微生物の活動による熱で発酵槽の中の温度は60℃~70℃になります。し尿の水分は蒸発し、固形分は微生物によって分解されます。
この発酵槽に異物(パンツ・ズボン・ストックなど)が混入し、スクリューが破損してしまうケースが起こっています。ご利用の際には、便槽にトイレットペーパー以外は入れないようご注意下さい。皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
2017年10月26日【富士山がある風景100選】御庭・奥庭(富士五湖エリア)
富士箱根伊豆国立公園 小西 美緒
みなさん、こんにちは。
ここしばらく雨ばかりで、富士山を見ることのできない日が続いていましたが、ようやく顔を出してくれました。
23日の気象庁発表で平年より23日遅れの初冠雪宣言がされましたが、その際は山頂付近に少し白く見えるだけで、まだ冠雪のイメージには程遠かったですが、今朝姿を現した富士山は一転雪化粧をしていました!
うっすら雪化粧した富士山頂(2017年10月26日撮影)
今日は「富士山がある風景100選」から、富士山中腹にある秋におすすめのスポット「御庭・奥庭」を紹介します。
「御庭・奥庭」は、山梨県側の富士スバルライン五合目より少し手前に位置しています。
どちらも奥庭駐車場から片道20~30分(アップダウンあり)でアクセス可能です。
【御庭】
奥庭駐車場からもアクセス可能ですが、おすすめはスバルライン五合目からのハイキングです。
標高約2,300mをほぼ横移動するなだらかなハイキングコースです。
この道は「御中道」と言い、かつては富士山中腹をぐるっと一周する富士講(富士山信仰)信者達の修行の道でした。
御中道に入ると、五合目の喧騒が嘘のようになり、富士山の自然を満喫することができます。
歩いていると、自然の厳しさが垣間見え、懸命に生きる植物たちの姿にいつも感心します。
冬の厳しい風で風上の枝が枯れ、風下の枝だけが残った"旗型樹型"
雪の重みで大きく傾いて伸びるダケカンバ
また晴れた日には、麓の先に南アルプスや八ヶ岳などの大パノラマを望むことができます。
※環境省では、現在、御中道の標識や解説板を整備中です。通行に支障はありませんが、工事期間中はご迷惑をおかけします。ご理解とご協力をお願いいたします。
【奥庭】
奥庭駐車場から往復60分ほどのループ状の散策路です。
水場が少ない富士山ですが、ここには小さな水たまりがあるため、野鳥が集まるバードウォッチャーにも人気のスポットです。
カラマツの黄葉はまさに今が見頃です!(2017年10月26日撮影)
五合目から少し離れただけで、迫力ある富士山を静かに楽しむことができる
私の大のお気に入りの場所です。
特に秋はカラマツが色づき、黄金色の絨毯のようで一見の価値ありです!
是非、遊びに来てくださいね!
10月31日までは五合目にて無料の自然解説ツアーも行っています(事前申込制)。
http://www.yamanashi-kankou.jp/fujisan/tanosimo/tanosimo001.html
【訪れるみなさんへ】
富士五湖エリアはすでにかなり寒くなってきています。麓でも最低気温は1桁台です。
五合目周辺は標高約2,300mと麓より10度以上低い可能性がありますので、
十分な防寒対策をしてお越しください。
++++++++++"富士山がある風景100選"とは +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
富士箱根伊豆国立公園指定80周年記念事業の一環として、国立公園内と周辺地域の代表的な富士山の展望地を"富士山がある風景100選"として選定しました。
その他の選定地などの情報につきましては環境省関東地方環境事務所のページをご覧下さい。
http://kanto.env.go.jp/pre_2017/80_1.html
http://kanto.env.go.jp/to_2017/post_94.html
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2017年10月03日箱根のすすき草原
富士箱根伊豆国立公園 宍戸弘城
箱根仙石原のすすきが見頃を迎えています。すすきの穂が出始めると、いよいよ秋の観光シーズンの到来という気がします。
3月に火入れが行われ、いったんは更地になったすすき草原。その後、再び命のサイクルが始まり、春から秋へと成長を続けてきました。
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
今の時期は、茎や葉が緑色でフレッシュな感じのすすきを堪能できます。今後は、茎や葉が茶色になり、草原全体が黄金の絨毯のようになります。
日に日に表情を変えていくすすき草原。
過去に来たことがある方も、ぜひ前とは少し時期をずらして一味違ったすすき草原をお楽しみ下さい!
2017年09月04日秋に向けて 自然観察会の下見へ!
富士箱根伊豆国立公園 後藤香奈
最近では1日ごとに少しずつ涼しくなり、秋の気配を感じるようになってきました。
秋の箱根を楽しめるのはまだもう少し先ですが、秋の自然観察会の下見をしてきましたので、その様子をお届けします。
**自然観察会情報*****************************************************
平成29年11月7日(火)
「紅葉の箱根路を訪ねて」
主 催:箱根地域自然に親しむ運動実行委員会
開催担当:環境省 箱根自然環境事務所
コ ― ス:恩賜箱根公園~箱根旧街道杉並木~箱根旧街道石畳~お玉ヶ池~石仏群と歴史館
時 間:9:30~12:30(予定)
費 用:100円(保険代)
詳細は後日こちらに掲載されます。
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晴天の中、準備体操をしてコース通り出発しました。
まず最初に「箱根旧街道杉並木」
芦ノ湖海岸に続いており、暑い日差しを遮ってくれる見事な杉並木を両側に約500m歩きます。杉の樹齢は370年ほどで、自然観察会の当日にはゆっくりと箱根地区パークボランティアによる解説を聞きながら歩く事ができます。
観光客で賑わう元箱根を通った後は、「箱根旧街道石畳」に差し掛かります。
以前作成した「わらじ」の出番!とも思いましたが、今回は大人しく登山靴で石の上を歩きます。息があがりますが、箱根の歴史を感じつつ一歩ずつ登っていきます。
終盤のお玉ヶ池では、
青色がキレイなシオカラトンボや、
中々写真を撮らせてくれなかったミルンヤンマなど、トンボ達が一面飛び交っていました。
この日の下見は解散地点である石仏群と歴史館に到着して、無事終了しました。
秋が近づいてくるのも、自然観察会当日も楽しみです。
皆さまの参加をお待ちしております!
2017年08月30日箱根地区パークボランティア8期生誕生!
富士箱根伊豆国立公園 後藤香奈
平成29年8月26日(土)に箱根地区で活躍するパークボランティアのメンバーの中に8期生として31名が新たに登録されました。
計5回実施した養成研修では
・箱根の自然や歴史について学び
・箱根の自然情報収集や自然観察会の案内人としての役割を学び
・野外活動で必要な救命講習を学び
・歴史のあるビジターセンター活動でクラフト教室や活動拠点の使用方法を学び
・登山道補修や特定外来生物の駆除について学び
そして、それらの受講が終了した方が箱根パークボランティア8期生として登録されました。
今回は第5回養成研修と認定式の様子を少しだけご紹介いたします。
【特定外来生物:オオハンゴンソウ駆除実習の様子】
手分けして、大捜索しています!
最後には種が飛ばないように、コンクリートの上で株数を数えます。
【登山道補修:杭作り作業の様子】
丸太から登山道補修に使用する杭を作っていきます。研修では土に差し込みやすいように先を尖らせる作業を行います。
〈レンジャーからの認定証授与の様子〉
認定式では1名ずつ名前を呼ばれ、レンジャーから認定証を授与、そして携帯認定証、パークボランティアのワッペンを賞与されます。ここからようやく8期生の活動が開始となります!
111名となった箱根パークボランティアさん達と一緒に、これからもより箱根の自然と触れ合えるよう尽力していきますので、皆さんも是非箱根に来られた際にはパークボランティアにお声掛けください!
またこちらのページ【箱根の四季】では、箱根パークボランティアにより箱根の旬な情報をお届けしています。興味のある方は、一度訪れてみてください。
2017年08月25日運が良ければこんな景色も!<富士山頂編>
富士箱根伊豆国立公園 宍戸弘城
皆さんはもう富士山に登りましたか?
富士山は、時期や時間や天候によって様々な表情を見せてくれます。
今回は運が良ければ見られる山頂での光景をご紹介します。
(山頂以外でも見られるものも含みます。)
<ブロッケン現象>
ブロッケン現象と白虹
昔の人々は日の出の時刻に太陽の昇る東側ではなく、西側を向いていたと言われています。
何故人々は太陽の反対側を見ていたのでしょう?
実は人々はブロッケン現象を拝んでいたのです。
ブロッケン現象とは太陽光の反対側の霧などに自分の影が映り、その周りに虹が出る現象です(この写真では影がすこし分かりづらいですが...)。
昔はこの影を、光輪を背負った仏様だと考え、「御来迎(ごらいごう)」として拝していたようです。
そして時が経ち、いつしか人々は太陽そのものを「御来光」として拝むようになったようです。
この写真の外側にある白虹は、別名「霧虹」と呼ばれ普通の虹のように色が付いておらず、白っぽく見えます。虹が映る水滴の大きさの関係でこのような現象が起きます。
<御来光>
待ち望んだ瞬間
光のシャワーを浴びる
毎日太陽は昇っていますが、街中にいるとなかなか日の出の瞬間を見ることができません。富士山に登り、地平線の彼方から昇る太陽を見た瞬間、普段意識をしていなかった自然の偉大さ、荘厳さを感じることでしょう。
下界が曇っていても、富士山の標高の高い所では雲海の下から昇る御来光を見られるチャンスがあります。
<影富士>
朝の影富士
太陽の斜光線が富士山に当たり、その影が伸びていくと、太陽の反対側に富士山のシルエットが浮かび上がります。高さ3,776mの大きさの影ともなるとその姿は雄大で、街がすっぽりと富士山の影に覆われてしまいます。
夕方の影富士
綺麗な影富士を見られるチャンスは日に2回あり、日の出後と日没前の時間です。
朝の影富士は太陽のご来光の反対側の、朝霧高原や田貫湖の方向で見られます。夕方の影富士は逆に、山中湖や小山町方面に見ることができます。
<このしろ池に映る景色>
空を映すこのしろ池
富士宮ルート頂上部から富士山最高地点の剣ヶ峰へ向かって歩いて行くと、山頂公衆トイレの前の開けた場所に水たまりがあります。実はこの水たまり、「このしろ池」というれっきとした名前があります。この水は山頂の雪解け水が湧き出ているとも言われています。条件によっては「逆さ剣ヶ峰」が映るかもしれません。
次回は富士五湖の小西アクティブ・レンジャーによる麓から見た「運が良ければこんな景色も!」をお届けしますのでお楽しみに!
今回は、『富士山がある風景100選』の1つである「長者ヶ岳」をご紹介します。
長者ヶ岳は、富士山の西に位置する1335.8mの山です。
田貫湖北岸と西岸に登山口がありますが、今回は西岸から登ってきました。
はじめはジグザグの道を歩きながら、高度を上げていきます。
道中、鳥のさえずりが聞こえ、心地が良いです。
また歩いている途中コツコツという音が聞こえたので、音の方向を見てみると、キツツキの仲間であるコゲラがくちばしで木を叩いていました。
下の写真の中にコゲラがいるのですが、分かりますか?
(コゲラ)
ちょうど写真の中央にいます。
木にとまる際に尾を木にくっつけるのがコゲラの特徴です。写真でも尾を木につけていますね。
途中に田貫湖北岸からのルートとの合流点があり、ここから富士山の全景を眺めることができます。
ここから先の途中、ヒノキの木々の間を通る一直線の区間がありますが、非日常的な風景でおすすめの風景です。
(ヒノキの木々の間を通る一直線の道)
合流点から1時間強で山頂に到着です。
山頂東側の開けた場所から富士山を眺めることができます。
眼下に広がる麓の景色と富士山は絶景です。
下の方には田貫湖も見えます。
(長者ヶ岳山頂から眺める富士山)
私が山頂に到着したときは、雲が山頂部にかかっていましたが、数十分程度待っていると雲が徐々に消えて富士山の全景を眺めることができました。
山頂にはベンチとテーブルがあるので、座って休憩しながら富士山を眺めたり、雲が過ぎ去るのを待つのがいいですね。
山頂付近では歩道上に霜柱が出来ている区間も見られましたので、登られる場合は十分な防寒対策と装備をしていきましょう。
++++++++++"富士山がある風景100選"とは +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
富士箱根伊豆国立公園指定80周年記念事業の一環として、国立公園内と周辺地域の代表的な富士山の展望地を"富士山がある風景100選"として選定しました。
その他の選定地などの情報につきましては環境省関東地方環境事務所のページをご覧下さい。
http://kanto.env.go.jp/pre_2017/80_1.html
http://kanto.env.go.jp/to_2017/post_94.html
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