富士箱根伊豆国立公園
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2017年07月25日【参加者募集】山の日に富士山麓を満喫しませんか?
富士箱根伊豆国立公園 小西 美緒
こんにちは!富士五湖の小西です。
梅雨明けをして、富士山の夏山シーズンもいよいよ本番です。
今年も世界中から多くの登山者が訪れています。
昨年より8月11日が「山の日」として国民の祝日に制定されました。
「山の日」は山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日です。
皆さん、既に予定は決まっていますか?
富士五湖自然保護官事務所では、西湖周辺を巡る自然観察会を開催します。
【北麓:富士山西湖周辺コース】
富士北麓には、富士山の噴火によって流れ出た溶岩の上に形成された広大な森、
青木ヶ原樹海が広がっています。
一歩森に分け入ると、地上をうねる根や、大きく曲がった樹、
足元を見れば様々なコケが水分を保つ役割を担い、
時の流れや命の営みを感じます。
溶岩の上という土や養分の少ない環境の中で生きる植物たちに心を打たれます。
長い時を経て溶岩の上に成長した樹々
地面を覆うコケ類
高台から眺めると「樹海」という名のとおり、まさに海のような景色は圧巻です
この富士山が作り出した素晴らしい自然を中と外から見て、感じていただきたいと思い、
このコースを設定しました。
植物、地質、歴史と3人の専門の先生方と共に、様々な話を聞きながら
青木ヶ原樹海の中を散策し、途中、富士山の火山活動にできた溶岩洞穴「竜宮洞穴」
に立ち寄ります。ここは1年を通してひんやりとしていて、夏の暑さを忘れさせてくれます。
夏でもひんやりの竜宮洞穴。その謎も教えてもらえます!
その後、富士五湖エリアの中でも指折りの展望地である三湖台(1,202m)に登り、
青木ヶ原樹海の壮大な眺めを楽しみます。
※三湖台へのアップダウンは一部急な箇所があります。
富士山の多様な魅力を発見できる絶好のチャンスです。
是非ご参加ください!
イベントの詳細については下記をご覧ください。
富士山自然観察会の開催について(参加者募集)[環境省関東地方環境事務所]
2017年07月13日【富士山がある風景100選】駒ヶ岳(箱根周辺エリア)
富士箱根伊豆国立公園 宍戸弘城
みなさん、こんにちは。
今回は、富士箱根伊豆国立公園80周年を記念して選ばれた"富士山がある風景100選"の1つ、駒ヶ岳山頂からの富士山を紹介します。
("富士山がある風景100選"については富士五湖小西アクティブ・レンジャーの日記をご覧下さい。
http://kanto.env.go.jp/blog/2017/06/100-1.html)
駒ヶ岳は標高1,356m。箱根の中央火口丘に位置する山です。
植物保護のためのシカ柵を環境省が試験的に設置しているので、
その点検で行ってきました。
空気が澄んだ冬に比べて、どうしても雲が多くなってしまう夏はなかなか富士山が見られるチャンスが少ない箱根、今回はその姿を拝むことができるでしょうか。
現在駒ヶ岳山頂へ通じる登山道は大涌谷の噴気の影響で全て通行止めとなっています(2017年7月現在)。
そのようなわけで山頂へ登れる唯一の手段、ロープウェーに乗って出発です!
動き出すとあっという間に高度を上げていくロープウェー。先ほどまで間近にあった芦ノ湖もぐんぐん小さくなります。
遊覧船もミニチュアのよう。
そして...
富士山見えました~!
この時期に咲くヤマボウシなどの白い花々が山肌の緑に映えてとても綺麗でした。
標高が100m高くなると気温が0.6℃下がるといわれていますので、1,300m以上ある山頂では暑い夏でも少し涼しく感じられます。
上は風衝地のためか高い樹木は育たず広い草原になっています。
夏はホタルブクロ、シモツケ、トリカブトなどが咲きます。
山頂には箱根神社の奥宮もあります。
最近の箱根は外国人観光客がとても多いのですが、駒ヶ岳山頂も例外ではなく沢山の外国人の方達が、富士山や山頂から見られる箱根の景色を写真に収めていました。この日に来られた方はとてもラッキーですね。
富士山と眼下に芦ノ湖。
今回はぼんやりとしか見えませんでしたが、視界が良ければ東の方角に相模湾や東京スカイツリーも見られます。左に小さく映っている「大」の字は、明星ヶ岳の大文字です。毎年8月16日に大文字焼きが行われます。
今回は夏の富士山でしたが、また紅葉の時期や雪化粧をした富士山も見に来たいですね!
++++++++++"富士山がある風景100選"とは +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
富士箱根伊豆国立公園指定80周年記念事業の一環として、国立公園内と周辺地域の代表的な富士山の展望地を"富士山がある風景100選"として選定しました。
その他の選定地などの情報につきましては環境省関東地方環境事務所のページをご覧下さい。
http://kanto.env.go.jp/pre_2017/80_1.html
http://kanto.env.go.jp/to_2017/post_94.html
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2017年07月12日2017年富士山、夏山シーズンスタートしてます!
富士箱根伊豆国立公園 小西 美緒
ご報告が少し遅くなりましたが、富士山は、吉田ルートは7月1日、
須走・御殿場、富士宮ルートは10日に予定通り無事開山しました。
これから9月10日の閉山まで富士山の短い夏のスタートです。
ただ、今年は開山前の降雨が少なかったせいもあり、雪解けが遅く
山頂の火口を巡る通称「お鉢巡り」はまだ雪が残っている箇所もあり
一部区間は通行止めとなっています。
最高地点の剣ケ峰に行くことは可能ですが、一周することはできませんので
ご注意ください。
山頂周回線歩道(通称:お鉢めぐり)の部分開通について(富士登山オフィシャルサイト)
山梨県側では、麓の北口本宮冨士浅間神社と五合目にある小御嶽神社にて
毎年6月31日に前夜祭、7月1日に開山祭が開催されていて、
今年も富士講の方や関係者一同と、夏山期間の安全を祈願しました。
毎年参加する度に、富士山が古くから信仰の対象であり世界文化遺産であることを実感します。
園児たちも富士講の行衣を来て毎年参加します(前夜祭@北口本宮冨士浅間神社)
「六根清浄」と唱えながら、神社を目指す富士講の方々
麓の北口本宮冨士浅間神社に参拝する富士講の方々
大天狗によるお道開き(スバルライン五合目 小御嶽神社)
登山道を神輿と共に練り歩きます(スバルライン五合目)
このような行事だけでなく、登山道や山小屋でも信仰の歴史を垣間見ることができます。
またの機会にご紹介したいと思います。
皆さんも今年は登山の前に神社に立ち寄り安全を祈願し、
そして富士山の歴史と文化を感じながら登ってみてはいかがでしょうか?
富士山の違う姿が見えてくると思います。
*注意*
富士山は日本一高い山です。登山は決して簡単ではありませんので、
事前の情報収集をし、万全の装備を整えた上で、楽しく安全に登り、
素敵な夏の思い出を作ってくださいね。
2017年06月20日箱根パークボランティア養成中
富士箱根伊豆国立公園 後藤香奈
パークボランティアとは国立公園において、自然観察会等の解説活動や美化清掃、利用施設の簡単維持管理などの各種活動について、広く国民の参加を求め、一層の活動の充実を図るとともに、自然保護の普及啓発を図ることを目的として、これらの活動に自発的に協力して頂ける方の事で、各地区でさまざまな活動を行っています。
平成29年6月17日(土)に箱根地区パークボランティア8期研修生30名が参加し全5回の内、2回目の養成研修を実施しました。
第1回では富士箱根伊豆国立公園や模擬観察会を行いましたが、
第2回の養成研修では箱根の「自然」や「歴史」についての勉強、そして野外活動において習得しておくべき「普通救命講習」について1日を通して学びました。
(救命講習の様子(奥は箱根ARの宍戸))
(AED実習の様子)
8期研修生も質問を交えながら、みなさん真剣に受講してくださいました。いざという時、パニックにならず対応できるように、私も何度も復習しなければいけません。
(養成研修案内の様子)
残り3回分の養成研修の案内を行い、第2回養成研修は終了しました。無事全5回の養成研修を終え、箱根パークボランティア8期生として活躍されるのを楽しみにしております!
2017年06月20日富士箱根伊豆国立公園「富士山がある風景100選」が選定されました!
富士箱根伊豆国立公園 小西 美緒
富士五湖周辺では梅雨らしくないお天気が続いています。
富士山の開山までいよいよ2週間を切り慌ただしくなってきています。
富士箱根伊豆国立公園は昨年2月に指定80周年を迎えました。
これを記念し、日本のシンボルでもある富士山の
「優れた風景と自然、それに根差した文化」
の魅力をより多くの人々に感じていただくため、
環境省・都県・市町村が中心となって
富士山の展望地を104箇所選定し、
"富士山がある風景100選"として決定しました。
富士を間近に望む展望地や海越しに望む展望地など、
エリア毎に異なる魅力を持った場所が選ばれています。
国立公園内の富士山の見える5つの地域の
箱根、富士五湖、沼津、下田、伊豆諸島のアクティブレンジャーが
AR日記にてそれぞれの魅力を紹介していきますので、
お気に入りを見つけて、是非足を運んでみてください!
【箱根周辺】元箱根港
【富士五湖周辺】御庭・奥庭
【富士山西麓・南麓】西臼塚駐車場
【伊豆半島・伊豆諸島】石部棚田
箱根周辺 :16箇所
富士五湖周辺 :46箇所
富士山西麓・南麓 :22箇所
伊豆半島・伊豆諸島 :20箇所
富士山がある風景100選についての詳細は下記をご覧ください。
2017年06月15日仙石原湿原の青草刈り
富士箱根伊豆国立公園 宍戸弘城
暖かくなってきたなと思ったら、また肌寒い日が続いている箱根です。
そんな中でも仙石原湿原の植物はすくすくと育っています。
今回は箱根町が主催する仙石原湿原の青草刈りに参加してきました。この青草刈りは仙石原湿原内でススキやヨシなどの背の高い植物を何カ所か刈り、光が必要な植物の育成を促進する目的で行っています。2000年から行われているので、今年で18年目になります。
仙石原湿原は場所によって、地面の乾燥具合が異なります。
こちらの箇所では水位が高いのでヨシが多く育っています。ヨシはすでに人が隠れるほど大きくなっていました。
ヨシは1本1本の茎が太いので刈りやすいです。
順調に作業は進み...
刈取り終了!
これによって、ヨシの下に隠れていた植物にも光が当たります。
こちらの場所は乾燥しいて、背丈の低いススキが多く生えていました。
ススキの本数も多く、他の植物を誤って切らないようにして刈り取る作業は骨が折れます。
最後は総出で作業。
綺麗に刈れました!
以前、同じ方形区内で半分を手刈り、半分を機械刈りで試したところ、選択的に刈取りを行える手刈りの方がやはりその後の植物の出現種数が多かったようです。
今後、刈り取った場所とそのままの場所でどのような植生の違いが出てくるのか楽しみです。
2017年06月02日お山の衣替え
富士箱根伊豆国立公園 伊豆諸島 椋本 真里奈
ご挨拶が遅れましたが、2月に伊豆諸島自然保護官事務所のARに着任いたしました椋本(むくもと)です。
伊豆諸島各島の個性や魅力を発信していけたらと思います。
富士箱根伊豆国立公園伊豆諸島地域には8つの有人島がありますが、まずは当事務所のある大島の春花情報をお届けいたします。
伊豆大島と言えば、なんと言っても椿。
91km2の大島に300万本あると言われるヤブツバキが、早咲きから遅咲きまでが代わりばんこで、初冬から晩春にかけて色鮮やかに山を染め上げていました。
椿とバトンタッチするかのように、次に山を飾るのは、オオシマザクラ。
伊豆諸島と伊豆半島~房総半島の海沿いに自生する野生の山桜です。
ソメイヨシノと違って開花と同時に葉が出てくるのが特徴で、真っ白な大輪と新緑が春山を美しく彩ります。
(写真は大島公園のヤシと海とのコラボです。島の桜、美しくてたくましいですね。)
それでは、桜も散り切った6月初旬の今、一体山々は何に色づいているのでしょうか?
...
今回取り上げるのは、「オオバエゴノキ」です!
(この時期に山で一番目を引くのは、実は派手色のオオシマツツジなのですが、今回はあえてマイナーどころをご紹介します。)
オオバエゴノキは、本土のエゴノキの島嶼変異型。
花はオオシマザクラに似た乳白色ですが、お辞儀をするように下向きに垂れて咲いていて、なんだか清楚な印象です。木の根を見つめているようなので、島ではオヤニラミ(親睨み)とも呼ばれています。
今が花期ですが、咲いているときより落花後の方が目を引きます。まるで白い絨毯のよう。
さらに、オオバエゴノキは本土のエゴノキよりも強く甘く香ります。
視覚も嗅覚も楽しませてくれるオオバエゴノキは、この季節の散策を華やがせてくれますね。
そしてもう一種、固有種や島嶼型ではないですが、この時期に山で映えているのが「スダジイ」です。
穂状に咲く花は萌葱色で、椿や桜のように目立ちはしませんが、スダジイの葉色は他の木々よりワントーン明るいため、遠目から山を見るとどこにスダジイがあるのかは一目瞭然!
(写真は裏砂漠から樹林を望んだもので、画像中央の萌葱色がスダジイの群落です。)
本来は大島を広く覆っていたスダジイですが、人が住み着くとともに薪や炭の材料として伐採された時代があり、現在ではごく僅かが群落として残っています。大島でスダジイ群集が残る区域は、自然公園法によって第2種特別地域に指定されており、写真の樹林もその一部です。
そんな歴史を持つ伊豆大島では、山中を歩くとこんなミニ遺跡とも出会えます。
中央のくぼみが見えるでしょうか。こちらは直径6mほどの「炭焼き場跡」です。
当時は、伐採した木々をそのまま山中で炭にすることで、運ぶ重量を減らしたのかもしれませんね。
いつの季節でもその固有性を味わえる伊豆大島、気軽に足を運んでください。
2017年04月20日箱根に春がやってきた!②
富士箱根伊豆国立公園 宍戸弘城
後藤アクティブ・レンジャーに引き続き、箱根の春の情報です。
現在箱根では周辺の地域より一足遅い春が訪れ、花々が咲き、彩りも豊かになってきました。
今回は仙石原の様子をお伝えします。
(国指定の天然記念物『仙石原湿原植物群落』)
仙石原では毎年3月頃に野焼きが行われています。昔は仙石原のススキ草原は屋根材や堆肥、牛馬の飼料として利用され、人為的に草刈りや火入れが行われていました。それらの活動によって草原環境が保たれ、貴重な生態系が残されてきました。いつの日か人間の活動による草原の利用がなくなり、火入れが行われなくなると、草原は森林化していきました。その後、貴重な草原環境を守ろうと、再び火入れが行われるようになりました。
今年も3月9日に火入れが行われ、辺り一面が真っ黒になりました。
(3月24日撮影。正面、天然記念物指定地は草刈りのみ。)
一見すると死の世界になってしまったようですが、4月に入り暖かくなると、再び新たな命が芽吹いてきました。
(4月20日撮影。)
地面がうっすら緑色になってきているがお分かりになりますでしょうか?
地面に顔を近づけてみると、小さな芽があちらこちらに生えてきているのがよく分かります。
これからさらに暖かくなるにつれて、植物もぐんぐんと背を伸ばし、辺り一面が緑の世界へ、そしてその後、黄金色の世界へと変わっていきます。
これからもそんな仙石原の変化をお伝えしていきますので、お楽しみにしていてください!
2017年04月20日箱根に春がやってきた!
富士箱根伊豆国立公園 後藤香奈
桜の開花で賑わう今日この頃、日中には暖かい日差しが差しており、箱根にも春が来たと教えてくれています。
今回は箱根の春を、少しだけお裾分けします。
今週4月22日(土)に開催される「箱根地域自然に親しむ運動 スミレを探して春の仙石原を歩く」自然観察会の下見に行ってきました。
箱根パークボランティアの皆さんと一緒に歩き始めると、道の端や木の下には、たくさんの小さなスミレを発見!横を見ても、上を見ても、紫色、白色、黄色、ピンク色と春の植物に目を奪われます。
(ニオイタチツボスミレ)
(エイザンスミレ)
(マメザクラ)
(ミツマタ)
ヒメスミレや、タチツボスミレ、ニョイスミレ、ナガバノスミレサイシンと、
スミレがメインの自然観察会、今年は開催日にたくさん咲いているでしょうか?
雨天中止にならないことを心から祈っております!
皆さんの地域はどうでしょうか?
是非、外に出て歩いてみてください!
今年の富士山シーズンも中盤に差しかかりました。
沢山の人が訪れる富士山では、例年多くの道迷いが発生しています。今年も道を間違え、誤った所へ向かってしまう事例が多々発生しているようです。
今回は富士山で道に迷わないための注意点を挙げていきたいと思います。
・富士山には4つの登山口と登山ルートがある
富士山の山頂へ至る登山ルートは4つあります。それぞれ登山の起点となる登山口が異なります。
吉田ルート(黄色)の登山口:富士スバルライン五合目
須走ルート(赤色)の登山口:須走口五合目
御殿場ルート(緑色)の登山口:御殿場口新五合目
富士宮ルート(青色)の登山口:富士宮口五合目
上記の図のように富士山ではルート毎に色分けが決められていて、登下山道にある標識などもこの色付けがなされています。自分のルートの色を覚えておき、標識の色と合っているか確認しながら歩きましょう。(富士山のルート案内)
また万が一道に迷うなどして救助を求める場合は、標識に書かれている位置番号が現在地を示す手がかりになりますのでその番号をお伝えください。(緊急時の救助について)
須走ルートだったら標識に赤色が塗られています。○印の中が位置番号。
・登山道と下山道の確認を
各登山ルートによって登山道と下山道が同じであったり別であったりします。
吉田ルート:登山道と下山道は別(登山道は本八合目から須走ルートと共通・下山道は八合目まで須走ルートと共通)。
須走ルート:登山道と下山道は別(登山道は本八合目から吉田ルートと共通・下山道は八合目まで吉田ルートと共通)。
御殿場ルート:登山道と下山道は別(七合目から上では同じ)。
富士宮ルート(青色)の登山口:富士宮口五合目
文章で書かれると難しい感じがしますが、しっかりと地図で確認しながら行けば大丈夫です。(富士山のルート案内)
・吉田ルート・須走ルートの下山道分岐点に要注意!
シーズン中に1000人もの人が道間違えをするポイントがあります。山頂から吉田口・須走口へ下山する場合、下山道八合目までは同じ下山道を下りますが、その下山道八合目からでそれぞれの登山口へ別れる分岐点です。分岐点は少し分かりづらい上、疲労で注意力が落ちているとは思いますが、間違えないようこのポイントをしっかりと意識して下山して下さい。(道迷いに注意)
下山道分岐位置図。
分岐点のイメージ。
時間によっては分岐点にナビゲーターの方がいますので、道が分からなかったら聞いて下さい。
・情報収集は十分に
当日に登山地図を持参するのはもちろんのこと、どの登山ルートから登り、どの登山ルートから下りるのか事前にしっかりと確認しましょう。また最近ではスマホのGPS機能を利用した登山用地図アプリなども存在するので、それらを活用するのもいいかもしれません。
富士山は日本一高い山ですので、万全の準備をして登山に向かってください。
備えあれば憂いなし!
皆さんばっちり準備をして富士登山を楽しんでください!