ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2020年8月

17件の記事があります。

2020年08月31日2020年の富士山の楽しみ方①「御中道」

富士箱根伊豆国立公園 小西 美緒

まだまだ暑い日が続きますが、夏の短い富士五湖エリアでは、例年であれば富士山の夏の山じまいのお祭りである日本三大奇祭の「吉田の火祭り」(毎年8月26日・27日開催)の時期が過ぎ(今年は新型コロナウィルスの影響で中止になってしまいました、)、秋の気配を感じ始めています。

ススキやトンボも目立つようになってきました

(山中湖パノラマ台周辺 2020年8月29日撮影)

富士山が「閉山」という前代未聞の夏でしたが、そんな2020年の富士山の楽しみ方をご紹介したいと思います。

ご紹介するのは「御中道」です。

御中道は富士山を信仰する「富士講」の修行の道としても使われていた五合目付近を一周する約25kmの古道で、富士山に3回登った経験のある人しか巡ることが許されなかった、とも言われています。途中崩落し危険な箇所もあるため、現在では富士スバルライン五合目~御庭までの約2.5kmが通行可能です。

今年は2300m付近にあるこの御中道が山頂に一番近づくことのできる歩道です!!

森林限界より上に向かって行く山頂までの登山道と比べ、四季折々様々な植物を見ることができ、いつも

『今日はどんな植物に出会えるかな?』

とワクワクします。

最近はコケモモの実が赤くなりつつあります(採取は禁じられています)。また、溶岩や雪崩の跡、火口など富士山の自然を存分に感じられる私が大好きなルートです。アップダウンも少なく気軽にハイキングを楽しめます。

赤く色づいたコケモモの実

10月上旬頃からは紅葉が楽しめるようになります。特に例年10月中旬~下旬頃、カラマツが黄金に染まる景色は必見です。

初冠雪の富士山と黄金色に染まったカラマツ(2017年10月26日撮影)

モデルコース①


もう少し歩きたいという方は、モデルコース①のアレンジで、三合目のバス停で下り、精進口登山道をスバルライン五合目まで歩く(約120分)コースをプラスし、17:08のバスで下山というのもおすすめです。

なお、9月10日まで運行している富士山パーキングと五合目間を往復しているシャトルバスについては途中乗降ができないようですのでご注意ください。

また、上記モデルプランのバスの時刻については9月10日までのダイヤのため、変更になる可能性がありますので、最新情報は下記HPにてご確認ください。

富士急行バス(富士山駅・河口湖駅~富士山五合目 [富士スバルライン五合目]) 

【参考情報】

 奥庭・御中道トレッキングマップ(鳴沢村)[PDF 1.86MB].pdf


*御中道 標識設置工事のお知らせ*

環境省では9月中旬より御中道に標識工事を実施いたします。工事に伴う通行止め等はございませんが、工事期間中ご迷惑をおかけいたします。ご理解とご協力をお願いいたします。

設置後は植物や自然についての解説が充実します。より富士山のことを知りながら散策ができるようになると思いますので、お楽しみに!

富士登山オフィシャルサイト(御中道工事のお知らせ)


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2020年08月29日アクティブレンジャー写真展のお知らせ

尾瀬国立公園 尾池こず江

  尾瀬国立公園片品地区では、令和2年8月29日(土)から9月27日(日)まで「道の駅尾瀬かたしな」(片品村役場隣)でアクティブレンジャー写真展-国立公園・野生生物の姿-」を開催します。

【写真展の様子】

 本写真展では、関東地方の国立公園や国指定鳥獣保護区の自然豊かなフィールドで、自然保護官補佐(アクティブレンジャー)が、日々の業務で撮影した一コマを紹介しています。動植物や四季折々の写真を展示していますので、お立ち寄りの際は是非一度ご覧下さい。

【写真展チラシ】

 また8月30日は、尾瀬国立公園指定日になっており、恵まれた自然をいつくしみ感謝する日として片品村では「尾瀬の日」として定めています。

 自然のすばらしさ、大切さを伝え、自然保護や国立公園について知っていただきたいと思います。

※「道の駅尾瀬かたしな」は、2018年7月21日にオープンしました。

尾瀬の入り口、片品村の道の駅へ足を運んでみてはいかがでしょうか?

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2020年08月28日白浜巡視清掃

富士箱根伊豆国立公園 山口光子

皆さん、こんにちは。

富士箱根伊豆国立公園管理事務所の山口です。

お盆は過ぎたというのに、日本列島各所で酷暑が続いていますね。

それでも、箱根事務所は室内にいると涼しく、扇風機でこの夏を過ごしています。

さて、箱根には芦ノ湖という湖があり、その湖畔に「白浜」という場所があるのをご存じでしょうか。

【芦ノ湖 白浜】

【白浜看板】

芦ノ湖西岸コース散策路の近くにあり、休憩するには素敵な水辺です。

対岸の駒ヶ岳という山を、きれいに見ることが出来ます。

カヌーのアクティビティに地元の観光ガイドさんたちが利用していたりもします。

先日はこの白浜の清掃に行ってきました。

BBQゴミの放置が全国で問題となっている昨今、この白浜でも出てしまいました...。

【置き去りのごみ】

BBQのごみ以外にも、釣りの道具が放置されていました。

(この糸に絡んだり、針を飲み込んだりして、水鳥が命を落としてしまいます。)

白浜は、国立公園の特別地域に指定されており、このような地域では自然公園法により、

テント設営には事前に許可を得る必要があります。(宿泊を目的としたテント設営は禁止です。)

また、火気の使用もBBQを含めて禁止となっています。

ですが、この白浜では最近そのような利用が増えているようです。

全部禁止と看板を設置したら、このような利用は無くなるのでしょうか?

でもそのような看板だらけの白浜は、果たして美しいといえるのでしょうか?

そして、本当にゴミの放置をやめてもらえるのでしょうか?

使う人たちのマナーが問われます。

美しい自然を保全しながらの使用を、皆さんに心がけてもらえると嬉しいです。

掃除をし終えると、ご褒美のようにカワセミが飛んできてくれました。

これはうれしい!芦ノ湖に喜んでもらえた気分です。

【カワセミ】

今後も定期的に、巡視清掃をしていきます。

自然の中で遊んだ後は、お弁当も水筒も、持ってきたものすべてを必ず持ち帰ってください。

何かを持ち込むのではなく、そこにある自然そのものを堪能してはいかがでしょうか。

きれいな白浜を、きれいなままで、誰もがずっと利用できますように。

マナーを守って自然と上手に付き合い、喜びや感動を分けてもらいましょう。

【清掃後の白浜】

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2020年08月28日【小笠原】夏に咲く涼しげな花

小笠原国立公園 小笠原 近藤希

みなさん、こんにちは。小笠原の近藤です。

内地では連日記録的な暑さが続いているようですね。

小笠原も暑い日が続いており、毎日アイスが欠かせません。

さて、今回は先日巡視を行ったこちらの植物をご紹介したいと思います。

白い4枚の花びらが特徴的なこの花は、「ムニンノボタン」です。可憐な感じが可愛らしいですね。

まれに花びらが5枚の場合もあるそうです。いつか見つけてみたいと思います。

▲ムニンノボタン -ノボタン科ノボタン属-

父島だけに生息する固有種で、環境省レッドリストの絶滅危惧ⅠA類に入っています。

絶滅危惧ⅠA類は「ごく近い将来における野生での絶滅の可能性が極めて高いもの」をいいます。

絶滅から守るため、種の保存法に基づく保護増殖事業※の対象にもなっています。

生育地は、林縁や台風で大木が倒れるなどして光が差し込むようになったギャップと言われる場所です。

夏のギャップでの巡視は人間には暑いです・・・

▲ムニンノボタンの生育地

ちなみに、母島にはハハジマノボタンが、北硫黄島にはイオウノボタンがあります。

ハハジマノボタンの花びらは淡い赤紫色、イオウノボタンは紫色だそうです。

どちらもムニンノボタンより花びらは一枚多く、5枚です。

次回母島でハハジマノボタンの花に出会えたら、またアクティブレンジャー日記でお伝えします。

▲巡視した夜明山から見た景色。暑さも吹き飛びます

※保護増殖事業とは

国内希少野生動植物種のうち、その個体の繁殖の促進、生息地の整備等の事業の推進をする必要がある場合は、保護増殖事業計画を策定し、実施しています。

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2020年08月27日トキかな?サギかな?

佐渡 菅野萌

皆さんこんにちは。

佐渡自然保護官事務所の菅野です。

佐渡でも暑い日が続いていますが、朝晩は気温が下がるようになり、どことなく秋の気配を感じるようになってきました。
野生下のトキは群れでの行動が目立ってきており、今頃から12月頃までがトキを一番観察しやすい季節になります。

▲大勢で食事タイム!

今年の6月に全面オープンした野生トキ観察・展望施設「トキのテラス」から、空を飛んでいるトキを見られるチャンスも増えています。

トキのテラスで作業をしていると、お客さんが「あそこに飛んでいるのはトキじゃない?」「いや、あれはサギだよ」等と話しているのをよく耳にします。

確かに、ダイサギなどの白いサギ類(以下:サギ)とトキは、飛んでいると見分けにくいかもしれません。

▲地面におりていると、その差は一目瞭然なのですが・・・

そこで今回はトキとサギの飛び方の違いをご紹介したいと思います!

さて、次の写真はダイサギとトキがそれぞれ飛んでいる写真です。

飛んでいる姿をよく見比べてみてください。

実は、サギの飛ぶ姿とトキの飛ぶ姿には大きく違うポイントが2つあるのです。

どこが違うかわかりましたか?

ポイント①・・・首に注目!

サギは首がとても長いのですが、飛ぶときは写真のように首を折りたたんでいます。それに対してトキは首を真っ直ぐ伸ばして飛びます。「今日は飛びすぎて首が疲れたわ~」なんて思ったりしないのかな・・・と想像してしまいます。

ポイント②・・・脚に注目!

サギは尾羽よりも脚が長く見えますが、トキの脚は尾羽からほとんど出ません。

あの鳥はトキかな?と思っても後方にスラッと長い脚が見えたら、それはサギです。

▲サギの群れ

▲トキの群れ

慣れてくると遠目でもトキかサギかわかるようになるので、佐渡に来島した際には是非チェックしてみてください!

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2020年08月25日この夏、南アルプスで見られたお花

南アルプス国立公園 南アルプス 本堂舞華

みなさん、こんにちは。

南アルプス自然保護官事務所の本堂です。

相変わらず気温が高く暑い日々ですが、標高が高い南アルプスの山々では朝晩が冷え込むようになり、秋の訪れを感じます。例年、この時期は多くの登山者で賑わう南アルプスですが、巡視をしていても登山者に会わず、山小屋関係者にも会えず。なんだか物寂しい気持ちもありますが、高山植物は元気に生育していました。今回はこの夏、南アルプスで見つけたお花を紹介したいと思います。

■ ウサギギク

根の近くに生える葉がウサギの耳に似ていることから「ウサギギク」と名づけられました。わたしが見たときは太陽のほうを向いて咲いている個体が多く、ひまわりを見ているかのような気分でした。高山植物には黄色い花が多いですが、ひと際目立ちますね。

■ トウヤクリンドウ

トウヤクリンドウは「当薬」または「唐薬」として、昔から薬に使われていました。緑の斑点が独特な模様ですよね。稜線部に咲き、8月から咲き始めて9月ごろまで花をつけます。奥に見えるのは北岳です。今年の北岳稜線部ではこのトウヤクリンドウがあちこちに咲いていました。

■ タカネビランジ

南アルプスの固有種、タカネビランジ。左は北岳で、右は地蔵ヶ岳で撮影しました。タカネビランジは地域によって色の個体差があるのが特徴です。北岳や荒川岳で見られるタカネビランジは左の写真のような白色または薄いピンクが多いです。対して、鳳凰三山や北岳の一部では右の写真のような淡いピンクが多く咲きます。

■ オヤマリンドウ

まだつぼみのオヤマリンドウ。濃い青紫がとても綺麗ですよね。晴れていても完全に花が開くことはなく、半分開いている状態のことが多いです。オヤマリンドウを見ると、¨夏が終わってしまう!¨と少し焦りを感じます。

他にもイブキジャコウソウやシコタンソウ、ハンゴンソウなどが南アルプスを鮮やかに彩っていました。

今年は7月の遅くまで梅雨が続き、巡視中、晴れの日が少なかったですが、梅雨が明けてからは比較的、晴れの日が続きました。夏の南アルプスは午後になると高確率で雷雨になりますが、今年は夕方まで強く日が差していることが多かったように思います。今年の南アルプスは、山小屋が営業し登山道が閉鎖されていない甲斐駒ヶ岳や鳳凰三山で登山者がみられますが、天候が変わりやすいので、早出早着を心がけて登山するようにしてください。コロナウイルス対策も忘れずに!


▲仙丈ヶ岳 北岳稜線より

▲小太郎山と甲斐駒ヶ岳 北岳稜線部より

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2020年08月24日奥日光のクマと果実

日光国立公園 日光 池田理恵

初めまして。

日光国立公園管理事務所の池田です。

8月11日、戦場ヶ原を巡視していたら、ツキノワグマに遭遇しました。

ガサッと音がした方向を見ると、10m先にな体長1mほどのクマが木の根元から湿原の方に走り去っていきました。

一瞬の出来事だったため、クマの動きを見ていることしかできませんでした。

クマスプレーなど身を守る物を持っていなかったため、こちらに向かって来なかったのは幸いでした。

ところで、人の多い戦場ヶ原でクマは何をしていたのでしょうか?

木登りをしている最中に人間に気づき、あわてて木から下りてきたところだったのでしょうか。

樹形や場所を考えると、近くにあった木はズミの可能性が高いです。

〈ズミの花〉6月頃に開花

今の時期は青リンゴのような果実がついており、11月にかけて段々と赤くなっていきます。

〈ズミの果実〉

図鑑で調べてみると、ズミの漢字表記は「染み」と「酸実」のふたつがありました。

「染み」は樹皮を染料としたことから、と書かれています。

「酸実」は文字通り、食べると酸っぱいからでしょうか。

クマはそんなズミの果実を食べていたのかもしれません。

戦場ヶ原にはズミ以外にも可愛らしい果実を見ることができます。

〈ミヤマザクラの果実〉

〈ニッコウナツグミの果実〉

これからの季節は果実が増えていき、クマや鳥などの大切な食べ物となります。

戦場ヶ原周辺はクマの目撃情報が多く寄せられています。

クマなどの野生動物の生活圏に人間がお邪魔していることを忘れずに、気をつけて歩きたいですね。

奥日光のクマ出没情報は【湯元ビジターセンターHP】から確認することができます。

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2020年08月21日野生トキ観察・展望施設「トキのテラス」

佐渡 近藤陽子

皆様、こんにちは。

佐渡自然保護官事務所の近藤です。

新型コロナウイルスの影響で外出しにくい時期ではありますが、感染予防対策をして供用中の野生トキ観察・展望施設「トキのテラス」を紹介します。

トキのテラスは、佐渡自然保護官事務所へ続く登り坂の途中にあります。

トキのテラスの見所は何より、野生のトキが暮らす佐渡の自然環境が一望できることでしょう。


<トキのテラス屋上からの眺め 2020/08/21撮影>

春は田植え前の水を張った水田が佐渡の山と空を映し出し、夏は青々とした稲が風にそよぎ、秋は黄金色に染まった稲穂が一面に広がり、冬は雪化粧した山と平野がキラキラと輝く、四季折々の美しい景色が楽しめます。

また、屋内観察室では年表や剥製、望遠鏡などの常設展示に加え、最近のトキのねぐら出時間帯や生息数、生息密度マップなどの最新情報の掲示物、トキの野生復帰に関するパンフレットなど、様々な資料を設置しています。


トキについて学んだあとは、ぜひ屋内観察室や屋上から佐渡の景色をのんびり眺めてみてください。しばらく見ていると野生のトキが飛ぶ姿が見られるかもしれません。




<野生トキ観察・展望施設 トキのテラス>

○場所:新潟県佐渡市新穂正明寺1277

○お問い合わせ

 佐渡トキ保護センター 野生復帰ステーション

 TEL:0259-24-6151

○利用時間

 屋内観察室

 4月~11月→9:00~17:00

 12月~3月→9:00~16:00

 屋上テラスは随時利用可能ですが、降雪の状況等により予告なく閉鎖する場合がございます。


※お車でお越しの際は、トキのテラスから坂をさらに登った先にある一般駐車場(無料)をご利用ください。


野生のトキが光をあびて飛ぶ姿は息をのむ美しさです。

皆様がこの景色をご覧いただけることを願っています。

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2020年08月21日今崎海岸 三宅島(伊豆諸島地域)

富士箱根伊豆国立公園 竹下実生

こんにちは。伊豆諸島管理官事務所の竹下です。

暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

7月上旬、梅雨の合間を縫って三宅島へ行きました。

気づけば一ヶ月以上経ってしまいましたが、巡視中に撮影した三宅島の景色を紹介したいと思います。

今崎海岸の海食洞

▲今崎海岸

今崎海岸は、三宅島の西側、阿古地区にある、溶岩流でできた海岸です。

写真右側の岬の下に、ぽっかりと穴が空いているのが見えるでしょうか。

長い年月の間に波が溶岩を削ってできた、アーチ状の海食洞です。

溶岩流を覆う植生とハマカンゾウ

▲溶岩流を覆う植生とハマカンゾウ

陸側へ目を向けると、溶岩流の上にたくさんのハマカンゾウが咲いていました。

こうして少しずつ、植生に覆われていくのだな、と感じます。

さて、ここでクイズです。

溶岩流でできている今崎海岸ですが、この溶岩流が実際に火口から流れ出したのは、今から何年前でしょうか?波の浸食や、植生の回復の度合いをヒントに考えてみてください。

①約20年前

②約80年前

③約400年前

答え:③約400年前

1643年(江戸時代)、今崎海岸の背後の火口で噴火が起き、大量の溶岩が流れ出して今崎海岸ができました。この時の噴火口は現在も残っていて、「コシキの穴」と呼ばれています。三宅島観光協会のホームページから写真を見ることができます。気になった方は、ぜひ検索してみてください。

【三宅島の観光情報】

三宅島観光協会

https://www.miyakejima.gr.jp/

・新型コロナウイルス感染症対策に関する情報 ※三宅島観光協会提供

新型コロナウイルス感染症に関する情報(三宅島観光協会提供)

三宅島における新型コロナウイルス感染症に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。

https://www.miyakejima.gr.jp/info/covid-19_information/

【三宅島の自然の情報】

アカコッコからの手紙 三宅島自然ふれあいセンターアカコッコ館

http://park10.wakwak.com/~miyakejima/

【ご注意ください】

令和2年5月25日に新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が解除となりました。伊豆諸島では、自治体ごとに来島のガイドラインを掲げ、島内での感染拡大防止への協力を求めています(令和2年8月20日現在)。伊豆諸島へ旅行を計画されている方は、自治体のホームページで来島のガイドラインをよく読み、最新の情報を必ず確認してください。

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2020年08月20日南アルプス市芦安小学校で出前授業を行いました

南アルプス国立公園 南アルプス 本堂舞華

みなさん、こんにちは。

南アルプス自然保護官事務所の本堂です。

7月下旬に南アルプス市芦安小学校にて、3~6年生を対象に出前授業を行いました。芦安小学校では、総合的な学習の一環として、鳥獣による食害の学習に取り組んでおり、今回の出前授業では南アルプス市(旧芦安村)にある北岳などのニホンジカによる被害について金丸生態系保全等専門員が出前授業を行いました。今回はその様子をお伝えしたいと思います。

金丸生態系保全等専門員より、南アルプス自然保護官事務所の仕事や南アルプス国立公園で確認されている被害状況について紹介しました。芦安では昼夜問わず、道路脇や河川敷にニホンジカの姿が見られます。児童たちの反応で驚いたことは、芦安小学校では校庭にニホンジカが現れ、ニホンジカの糞が落ちているらしいです。都心のこどもたちにとっては、ニホンジカはなかなか見ることができず、珍しい動物かもしれませんが、芦安のこどもたちにとってはよく見る光景で、珍しさは感じないのかもしれません。

座学の次は、タブレットを用いてニホンジカの動画を見たり、鳥獣の捕獲に使うくくりワナを見たり。中でも児童たちの興味を引いたのが、ニホンジカの毛皮と角です。毛皮は夏毛と冬毛の両方を用意し、触り心地などの違いを感じてもらいました。

「夏毛のほうが堅い!」

「冬の毛はふわふわ」

「ちょっと臭いね」

「角の先っぽってこんなにとんがってるんだ!」

ニホンジカの姿はよく見かけても、毛皮や角に触れたり、ニオイを感じる機会は多くないので、貴重な体験になったのではないでしょうか。また、児童のみならず、初めて触る先生方も多かったようです。

今後、芦安小学校の児童は地域の山に登り、ニホンジカを含む鳥獣による被害の観察に行く予定だそうです。事前に学習したことを自分の目で確認して、実感してもらいたいです。

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