ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2019年6月

24件の記事があります。

2019年06月27日2019年「環境省 アクティブ・レンジャー写真展」開催中

佐渡 近藤陽子

皆様、こんにちは。

佐渡自然保護官事務所の近藤です。

新潟県佐渡市新穂青木(にいぼあおき)では、「朱鷺と暮らす郷」認証米PRのため、佐渡市と生産農家とがコラボレーションして企画された田んぼアートが見頃を迎えています。

<佐渡市新穂青木の田んぼアート 6/20撮影>


さて、今回の日記は、2019年「環境省 アクティブ・レンジャー写真展」についてです。

関東地方環境事務所では、平成22年度から、管内のアクティブ・レンジャーが撮影した動植物や風景の写真を多くの人々に紹介し、自然の素晴らしさ、大切さを伝え、自然保護や国立公園について普及啓発を行うことを目的とする巡回写真展「アクティブ・レンジャー写真展」を開催しています。 

佐渡島内では、6月21日(金)から7月10日(水)までの予定で、佐渡汽船両津港ターミナル2階待合室で開催しています。

展示する写真は、関東地方環境事務所管内の13の自然保護官事務所等に勤務する21名のアクティブ・レンジャーおよびアクティング・レンジャーが撮影した計28点の作品です。国立公園や国指定鳥獣保護区といった日本を代表する雄大な自然風景やそこに生きる貴重な動植物の活き活きとした姿をご紹介します。



<会場の様子>

両津港へお越しの際は、写真展へも足を運んでみてはいかがでしょうか。

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2019年06月27日毛木場のベニバナイチヤクソウ

秩父多摩甲斐国立公園 奥多摩 野崎 拓

毛木場園地は長野県川上村の埼玉・山梨との県境近くに位置しており、千曲川源流で日本百名山としても有名な甲武信ヶ岳の登山口として多くの登山者に利用されています。


毛木場園地の周辺にはベニバナイチヤクソウの群生地があり、毎年6月頃に見頃を迎えます。

観察した614日はまだ5部咲きでしたが、多くの開花が見られました!


この群生地は気軽に観察できる反面、写真撮影などによる踏み跡で植生の衰退が目立ってきています。


植物が弱って育たなくなると、裸地化によって斜面が崩れたりする原因にもなります。

より多くの人が気持ちよく道路や園地を利用できるように、写真撮影など行う際は道路から外れないようお願いいたします。

周辺では、他にも多くの植物の開花が見られました。


(ツマトリソウ)

(シロバナヘビイチゴ)

帰りに信州峠(長野と山梨の県境)を越え、北杜市のみずがき湖ビジターセンターに立ち寄りました。

もうすぐ終わってしまいますが、ビジターセンターでは6/30まで「山の日記念 環境省アクティブ・レンジャー写真展-国立公園・野生生物の姿- 」を開催しています。

写真展開催案内前回の日記

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2019年06月25日キタダケソウ開花!

南アルプス国立公園 南アルプス 本堂舞華

みなさん、こんにちは。

南アルプス自然保護官事務所の本堂です。

6月17日から19日にかけてキタダケソウの開花状況確認へ行ってきました。

キタダケソウは、世界中どこを探しても北岳の山頂付近でしか見ることのできない希少な固有種です。例年6月中旬にかけて白い花を咲かせます。

△6/18撮影

今年は開花直後の寒暖差が激しく、花の先が茶色くしおれている株がいくつか見られました。ですが、つぼみになっている株もありましたので、もうしばらくは楽しむことができそうです。

キタダケソウをはじめ、南アルプス山域には南アルプスにしか生育していない固有種や数多くの高山植物が生育しています。撮影に夢中になってしまったせいか、ロープを超え、踏み込んだであろう形跡が残っていました。

この時期に花がついていなくてもこれから咲こうと芽をだしている植物もたくさんあります。登山道を外れるとそれらの花を踏んでしまいますので、くれぐれも登山道から外れずに、撮影をするようにしてください。大切な高山植物を後世へ残すためには、皆様のご理解とご協力が必要です。どうぞよろしくお願いします。

★そのほかの開花状況

 

△オヤマノエンドウ              △コミヤマカタバミ

稜線ではオヤマノエンドウ、チョウノスケソウが咲いています。ハクサンイチゲ、キバナシャクナゲはまだつぼみの株が多いです。広河原から小太郎尾根分岐まではキバナノコマノツメやヒメイチゲ、ショウジョウバカマ、コミヤマカタバミ、ズダヤクシュが咲いています。

21日に始まったマイカー規制ですが、奈良田(早川町)-広河原線が落石のため通行止めとなっています。山梨県側から広河原へ入るためには、今のところ芦安からのアクセスしかありません。例年よりも混雑することが予想されますので、広河原へお越しの際は余裕をもって計画を立てるようにしてください。

★お知らせ

今週末、6月29日(土)に長衛小屋 長衛翁碑前にて「第61回 長衛祭」が行われます。

日 時:令和元年6月29日(土)午前10時30分から

場 所:長衛小屋 長衛翁碑前

地元の長谷小学校および芦安小学校生徒による合唱や仙水峠トレッキングが行われます。長野県側からも山梨県側からも比較的、アクセスがしやすいです。ぜひ、長衛祭に訪れてみてはいかがでしょうか。

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2019年06月21日壮大な景色!宝永山登山!

富士箱根伊豆国立公園 松岡宏明

皆さまこんにちは!

沼津管理官事務所の松岡宏明です。

 富士山開山予定日まで1ヶ月を切りましたね。登山の準備は出来ましたか?

6月13日(木)9時に富士宮口5合目から6合目までの登山道が開通となり、宝永山への登山道も開通になりました。それに合わせて宝永山へ巡視に行ってきました。

▲富士宮口六合目にあるバリケード

 上の写真にある通り、六合目以上の登山道はまだ開通していません。

この先へ登れるのは7月10日(予定)以降なので、ぐっとこらえて、宝永山への道に向かってください。

宝永山への登山道をしばらく歩くと、眼前に荒涼とした壮大な風景が現れます!

▲宝永山への道

 宝永山は、江戸時代中期(宝永4年)に形成されたもので、富士山においては最大で最新の側火山です。火口の大きさから噴火の規模がどれだけ大きかったかを想像させます。実際に、宝永火口が形成された噴火は「宝永大噴火」と言われており、その噴煙は東京まで達したそうです。

▲宝永火口と残雪

 宝永山山頂には、富士宮口五合目から約2時間で到達できます。登山道は崩れやすく足を取られやすいので注意が必要です。また、山頂の標高は2693mで酸素が少なくなっていて思うように身体が動かないのでゆっくり休みながら登山することをおススメします。富士山開山前のトレーニングと思って登るのもいいかもしれません。

▲宝永山山頂からみえる富士山

 ちなみに、宝永山は富士山の一部なので、山頂からは富士山の山体を望むことができます。晴れていれば富士山の山頂も確認できます。街から見た富士山とは印象が異なると思いますが、日本最高峰の山を間近に楽しめるのも宝永山の魅力の一つです。

 ぜひとも宝永山に足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

沼津管理官事務所 松岡宏明(まつおか・ひろあき)

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2019年06月21日北岳登山道情報(6/19現在)

南アルプス国立公園 南アルプス 本堂舞華

みなさん、こんにちは。

南アルプス自然保護官事務所の本堂です。

本日より、マイカー規制が始まります!北岳の登山口になっている広河原には多くの方が足を運ばれていることでしょう。今回は6月19日時点の北岳登山道情報をお伝えします。

■広河原-白根御池小屋-小太郎尾根分岐

白根御池小屋先で雪渓があります。気温が上がると雪がぐずるのでアイゼンがなくても通行できますが、朝晩は冷え込むため固くなり、滑りやすくなります。

△白根御池小屋先の雪渓

不安な方は軽アイゼンやチェーンスパイクがあると歩きやすいと思います。小太郎尾根分岐にも積雪がありますが、斜面に正対してつま先やかかとを蹴り込んで登り下りする「キックステップ」で歩けば問題ありません。

■広河原-二俣-右俣-小太郎尾根分岐

橋はすでに架かっています。広河原-二俣は大雨直後、増水するため、状況に応じてルート変更をお勧めします。第2仮設橋から二俣までの登山道は雪崩れて木々が倒れており、赤テープはところどころにありますが、登山道が非常に分かりづらくなっています。

△第2仮設橋上部のようす

なお、二俣分岐の仮設トイレはまだ設置されておりませんので、大樺沢経由で登られる方は携帯トイレ、または、白根御池小屋のトイレを使用してください。

■二俣-右俣-小太郎尾根分岐

右俣へ向かってすぐの登山道が積雪で埋まっています。途中まで雪渓を歩くことになります。雪渓をずっと登ってしまうと正規ルートに合流できなくなりますので、右俣ルートを一度も歩いたことがない方はお勧めしません。他にも、夏期に防鹿柵が設置される雪田や登山道上にも数カ所雪が残っています。通過の際、登山道が分かりにくいので道迷いに気を付けてください。

■二俣-白根御池小屋トラバース道

二俣側から入ってすぐの登山道が雪崩れており、登山道が不明瞭になっています。

赤テープはありますが、少し分かりづらいです。この写真のように、角度によっては赤テープが見えません。どこに向かって歩けばいいのかすら分からない状態です。周辺に青いテープもありますが、そのテープは登山道を示すテープではないので、青テープを目指して歩かないようにしてください。

■左俣

二俣から見た左俣です。


雪が多く、落石箇所も目立ちます。登り降りともに、12本アイゼン、ピッケル、ヘルメットを必ず携帯してください。昨年の同時期には下山中に事故が発生しています。この雪渓は二俣分岐より下まで続いていますが、雪渓の下には川が流れています。いつまでも雪渓を歩いていると川に落下する可能性もありますので、注意してください。

■山頂直下

北岳山頂から吊尾根分岐に向かう途中の斜面に積雪があります。

登りはキックステップで歩行できますが、下りの際は少し高度感があります。不安な方はアイゼンの着用をお勧めします。歩行の際はストックよりもピッケルのほうが好ましいと思います。

上記の通り、登山道が不明瞭になっている箇所が複数あります。初めて北岳に登る計画をされている方は白根御池小屋経由ルートを強くお勧めします。マークが不足している登山道もあるので、何度か登っている方でも迷う可能性もあります。ご自身の技量や体力に見合ったルートを選択してください。

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2019年06月18日【小笠原】自然をこよなく愛する世界中の皆さんはじめまして

小笠原国立公園 畑村亨

自然をこよなく愛する世界中の皆さんこんにちわ。この6月から小笠原自然保護官事務所に

新人アクティブレンジャーとして着任いたしました畑村 享(通称ジョニー)と申します。

年齢は54歳で前職は陸上自衛隊に勤務しておりました。

小笠原のことはまだ何もわからず勉強中ですがこの自然の素晴らしさや大切さもさることながら

この素晴らしい自然に対する人間の課題等も見つけたら情報発信していきたいと考えています。

まだまだ未熟者ではありますがよろしくお願いします。

それでは、早速でありますが

【小笠原の固有昆虫の魅力(バッタ類中心)】についての講演会を、開催します。

興味のある方はもちろん、ちょっと気になるという方も是非いらしてみて下さい。

お待ちしております。

日時:父島~7月1日(月曜日)小笠原世界遺産センター

   母島~7月8日(月曜日)小笠原村母島支所大広間

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2019年06月18日【那須】特定外来生物ウチダザリガニ調査に参加

日光国立公園 菅野敬雅

 こんにちは!日光国立公園那須管理官事務所の菅野です。

 那須はつつじシーズンが終盤を迎え、エゾハルゼミが盛んに鳴く季節となりました。

 さて、みなさんは「特定外来生物」についてご存じですか?

 今回は那須塩原市で実施された特定外来生物ウチダザリガニの調査活動についてご紹介します。

◆「特定外来生物」とは?

 外来生物(海外起源の外来種)のうち、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすもの、又は及ぼすおそれがあるものの中から指定されます。飼育・栽培や運搬等が原則禁止されています。

 近年侵入が確認され話題になった「ヒアリ」や、かつてはペットとして人気があった「アライグマ」も特定外来生物に指定されています。

参考:日本の外来種対策(http://www.env.go.jp/nature/intro/index.html

◆特定外来生物「ウチダザリガニ」

【原産地】アメリカ北西部原産

【特徴】体長15cm超の大型のザリガニ。はさみの付け根の白い斑点が特徴。繁殖能力が強い。

【影響】在来種ニホンザリガニとの競合、魚類・底生生物・水草を捕食して生態系をかく乱させる可能性等。

【侵入状況】北海道、福島県、栃木県、千葉県、長野県、滋賀県

参考:特定外来生物の解説:ウチダザリガニ

http://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/list/L-kou-02.html

◆調査活動に参加しました!

 先日、那須塩原市で実施されたウチダザリガニの調査活動に参加してきました。その場所では平成28年度に栃木県内で初めて侵入が確認されて以降、定期的に調査活動が実施されています。

▲捕獲した大量のウチダザリガニ

▲体長を計測               ▲稚ザリガニも捕獲

 調査は主に釣竿やタモ網を使用しながらの手捕りで行いました。私は手捕り初挑戦でしたが、タモ網に追い込む方法などで10個体ほど捕獲に成功!一方、釣りはうまくいかず...。全体では計152個体を捕獲しました。

 捕獲後は性別毎に仕分けして、体長を計測。その後は殺処分しました。参加者のお話によると、調査活動開始時と比べると大きな個体の数が減ってきているとのこと。一方、稚ザリガニも30個体ほど捕獲されており(メス1個体の抱卵数は120~200粒とのこと)、今後も活動を継続していく必要性を感じました。

◆特定外来生物を発見した時には!

 見つけた特定外来生物を生きたまま許可無く運搬することはできません。不用意に捕まえず、まずはその場所の管理者や行政機関に相談することをお勧めします。

 ただし、特定外来生物を捕まえてしまった場合でも、その場ですぐ放すのであれば問題ありません。

 那須管理官事務所では、特定外来生物であるオオハンゴンソウ(キク科の植物)の駆除活動も参加・主催しています。今後も活動内容について紹介していければと思います!

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2019年06月18日萌える!「第49回あじさい祭」

富士箱根伊豆国立公園 下田 齊田滉大

 みなさん、こんにちは。下田管理官事務所の齋田です。

 梅雨空が続く毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。

 恵みの雨に新緑が美しく萌え立つ今日この頃、下田ではアジサイが見頃を迎えています。

 色とりどりのアジサイに包まれ、銅像も思わずうっとりこのポーズです。

【下田公園のアジサイと銅像】

 さて、今回はそんな満開のアジサイが楽しめる「第49回あじさい祭」をご紹介します。

 会場の下田公園では約300万輪のアジサイが見頃を迎え、多くの来遊客で賑わっています。

 アジサイの品種は100種を超え、色鮮やかなグラデーションが圧巻です!

 最も大きな群生地では、斜面一面に色とりどりのアジサイが広がり、まるで万華鏡の中に迷い込んだような気分になります。

【一番の群生地】

 市街地を一望できるビュースポットもまた、たくさんのアジサイに包まれます。今にも何か素敵な物語が始まりそうな景色ですね。

【海のみえる街】

 会場ではアジサイの鉢植えや海産物など地場産品を数多く販売しているほか、おしゃれなテラスカフェも営業中です。

 また、下田芸者の舞や下田太鼓の実演など楽しいイベントも盛りだくさんです。

 あじさい祭の開催期間は630日(日)ですが、アジサイは7月上旬頃まで見頃が続くそうです。是非一度足を運んでみて下さい。

 じめじめと湿っぽく憂鬱な気分になりがちな季節ですが、そんな気分もきっと晴れ渡ります!

 そしてなにより、満開のアジサイはインスタ映え間違いなしです!Instagramで開催中の「日本の国立公園フォトコンテスト2019」も要チェックですよ!

「第49回あじさい祭」

開催期間:2019630日(日)まで

開催場所:下田公園(伊豆急下田駅より下田海中水族館行きバス5分)

http://www.shimoda-city.info/event/ajisai.html#access

「日本の国立公園フォトコンテスト2019

Instagramからご応募下さい。受賞者には素敵な賞品をプレゼントしています!

https://nationalparks.tokyocameraclub.com/contest2019/

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2019年06月18日登山者カウンター設置しました!

南アルプス国立公園 南アルプス 本堂舞華

みなさん、こんにちは。

南アルプス自然保護官事務所の本堂です。

6月13日に北岳登山道上の2か所に登山者カウンターを設置してきました。

△登山者カウンターの設置を行う小池自然保護官

登山者カウンターの設置は平成22年から毎年設置しており、広河原から北岳山頂に続く、大樺沢ルート、白根御池小屋ルートのそれぞれでどんな時間にどれくらいの人が利用しているのかを調べています。

昨年度は度重なる台風の影響で大樺沢ルートの登山道に架かる橋が崩壊し、通行止めになったこともあり、大樺沢ルートの通過人数は入山・下山ともに少なかったです。大樺沢ルートは地形の関係上、雨の影響を受けやすく、大雨の直後は落石・土砂崩れの可能性が高くなります。開山後も登山道には雪が残り、雪渓を登ることになるため、アイゼンとピッケルが必須となります。融雪による落石もあるため、ヘルメットの携帯もおすすめします。

設置した登山者カウンターですが、正面で立ち止まったり、複数人が同時に通行したり、何度も行ったり来たりを繰り返してしまうとうまくカウントができない場合があります。カウンター前を通過される方は立ち止まらずに1人ずつ通過していただきますよう、ご協力お願いします。センサーで通過人数をカウントする機械であって、通過者の顔写真を撮ることはありませんので、ご心配なく!今年も雨にも負けず、風にも負けず、暑さにも寒さにも負けず、通過される皆さんをカウントしてもらいたいと思います。

広河原で見つけたお花を紹介します。

   

左は細かい花糸が放射状に開くカラマツソウ。右は菜の花に似た白い花を咲かせるヒロハコンロンソウ。どちらもちょこんと咲いている姿がとてもかわいらしいですよね。他にもアオマムシグサやニリンソウも咲いていました♪

△広河原から見た北岳のようす(6/13撮影)

★お知らせ

今週末、6月22日(土)に広河原インフォメーションセンターにて「2019 南アルプス開山祭」が行われます。

日 時:令和元年6月22日(土)午前10時から

場 所:広河原インフォメーションセンター

※雨天決行(南アルプス林道が通行止めの場合は南アルプス芦安山岳館にて行われます。)

地元・芦安中学校生徒による合唱や夜叉神太鼓の演奏、百年前の衣装を身にまとった山案内人による「蔓払い」の儀式が行われます。ぜひ、開山祭でお待ちしております!

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2019年06月17日佐渡の空へ!

佐渡 菅野萌

皆さまこんにちは。 

佐渡自然保護官事務所の菅野です。

佐渡では野生下のトキのヒナがすくすくと育っています!

▲幼鳥は顔がオレンジ色です

すでに畦などで採餌をしている幼鳥の姿も確認されるようになりました。

「お外デビュー」といったところでしょうか。

この先の成長が楽しみでしかたありません!

さて、「お外デビュー」をしたのは野生下のトキだけではありませんよ!

6/7に第20回放鳥があり、飼育下のトキ20羽が新たに佐渡の空へと飛び出していきました。

放鳥されたトキは3ヶ月前から「順化ケージ」という場所で過ごし、飛翔や採餌など、

野外で生きていくすべを学んできました。

▲順化ケージ内の様子(放鳥終了後に撮影)

今回の放鳥はソフトリリースという方式をとり、順化ケージの扉を開けておくことで

トキが自然に飛び立つのを待ちました。

放鳥する際に私たちアクティブ・レンジャーは何をしていたのかというと・・・

順化ケージから離れたところで、放鳥口から出て行ったトキたちがどこへ飛んでいったのか、

事故などがないかモニタリングできるようモニタリングチームの皆さんと一緒にスタンバイしていました。

▲モニタリングは大ベテランのメンバーも一緒で心強い

順化ケージ内の様子をモニターで確認している職員から「トキが放鳥口近くの池までおりてきました」

と連絡が入ると、「そろそろかな!?」とドキドキしながら順化ケージの方を見守ります。

「飛びました!」

その連絡を受けて、急いでスコープで姿を追います。

▲新規放鳥のトキたち

新規放鳥個体は翼にアニマルマーカーで色がつけられているので、色の組み合わせで

どの個体かを識別することができます。

ケージ外に飛び出したトキの動きは様々で、さっそく枯れ木にとまって休息しはじめたり、

しばらく順化ケージの上をぐるぐる回っていたり。

新規放鳥のトキたちの目に、初めて空から見る佐渡の景色はどう映っていたのでしょう。

地域の方々が温かく見守ってくれる佐渡で、力強く生きていってね!

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